平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 山田花子、て。

<<   作成日時 : 2006/03/13 15:02   >>

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 昨日は月に一度の乙女の美学校でありました。
 えーと、授業課目?としては コラージュ、です。先月、沼田先生に撮っていただいた己のマッチ箱仕様(って書いてもわからないかもしれませんが。そーとしか言えない。)の写真を立派な額に入れ、その周りをコラージュして飾る、とゆー感じのことが昨日の目標、でした。 
 が、すごい押して押して。結局それは宿題化なことに。
 もともと2時間てゆー授業時間が、もーきっついんですよ。午後に違うクラスが待ってるとか、先月の宿題についてのあれやこれやとか、この先の予定・・・林間学校とか遠足の説明とかしてると、あっという間なんだよね!!たらなすぎる。
 それは誰のせいでもないわけですが・・・ というか、沼田さんご本人が一番苛立っている点だとすら思いますが、一生徒としても、うーんなんとかならぬものか、と思うほど、時間がきついのです。実際問題。
 お茶当番の方たちが、頭を悩ませてお菓子を選びサーブしてくださるお茶なども、本当は心行くまで談笑とともにいただきたいのだが、いつも説明に耳を傾けながら、全部戴く前に、終わり〜〜〜!はーい机片付けて〜〜〜!!!てな具合です。
 なんだかなあ、この調子で・・・12ヶ月?というか、もっと正確に言えばあと9回・・・終わってしまうのかなあ〜と思うと・・・ちょっと不完全燃焼な感じ〜、つっても、あのヌマゲンさんのお話を拝聴できるだけでもタメにはなるので、まあ、それはそれでヨシとするしかないのだが・・・、つーかもーそんなこと言ってるうちに最早三回の授業が終わってしまったわけだし〜〜〜。
 とかいっても、とにかくね!!最低限、この学校に通わなければ、沼田元気さんに写真を撮っていただくなんて!!そんなチャンスはなかったわけですから、そこだけでも非常に感動したし興奮したし緊張したし、ありがたかったですけどもね!!前回は非常に。
 現実は・・・てか出来上がりは、まあ、(自分がモデルだけに)まあそんな急激にマジックがかかって美少女になったりするわけもなく、目が開いててよかったなー、みたいな感じでしたけどね。でも良い思い出だなあとはつくづく思うし〜〜・・・。(余韻)
 そんで、先生のお写真を戴くのは戴くとして、
 ・・・自分が撮ったお友達の写真を、昨日までに「喜んでもらえるように装飾したり包んだりなどして」プレゼントする、というのも今回の宿題だったんですが。
 手先が不器用な私は本当に〜その点で頭を悩ませたのですが・・・アイデアが出てからは燃えた燃えたーーー!!自分で驚きました。自分の楽しい気分の盛り上がりぶりに。
 自発的にってんじゃなくてね、こーやって日限があって、差し上げないとその方がいやな気持ちになるかも!!という事態にならないと、ああこんなにも自分はやらない人間なんだなーと思い知らされましたが、作業が始まりゃ、いきなり夢中なことに!!。
 基本的には、よくできた一枚をうまい具合に装飾して、という話だったんですが、自分でいうのもなんですが、全体的に良い(自然な、という意味でですが。授業のなりゆきがよかったんですかね。)ムードの写真が撮れたので、それを本のよーに仕上げようかと思い。
 でも、ただ貼るのではアレなので、キャッチも・・・で、そーすっと日本語だと字が下手なのが目立つから、フランス語にでもしようか(せっかく習っているわけですから)・・・。
 と、そのよーな考えで仕上げた、私作プチ写真集が、差し上げたクラスのお友達にはとても喜んでいただけて〜。 ふふ!!嬉しかったです。
 贈りものっていいなあ〜〜〜〜。差し上げる方も嬉しいのよね。喜んでもらえるとこんなに嬉しくてね!!!!
 と最近の日記にも、贈り物につきましては書いたばかりだと思いますが、その流れでまたまたそのようなことを思いました。

 それと、授業には全く関係ないのですが、個人的に昨日の出来事でツボだったのは、
 学校が終わってから、なんとなく数名で入った喫茶店で、アレコレ話すうちに、みなさんごく普通の働く成人女子な感じなのに(沼田元気さんをキーワードに集うくらいなのだから当然といえば当然なのだが)、
 ガロの特集とか、山田花子のこととか、中野とか高円寺とかの古本屋の話とか、吉祥寺とか西荻とか阿佐ヶ谷の喫茶店のこととか、京都の書店や喫茶店のこととか・・・なんかとにかく、誰が何を言っても、他の誰かが「アタシその号持ってる!今度持ってくるねー」とか「あーわかりづらいよねー。でもさ、あそこに***があるのわかる?そこの先をちょっと曲がってさあ」とか「あそこってあっちのタイ料理屋と同じ経営者なんだよね」とか「すごいレアな曲かけるよね〜〜〜」とか「奥の席がいいんだよ!」とか平気な顔して盛り上がっていたことでした。
 感動気質(というか、正確に言うと「もらい感動気質」。その場のムードにすぐ感情が同調する・・・大して好きでもないクラスなどでも終業式にはじーんとしたりしてしまう・・そして翌日またケロっとしているという・・・ある意味あつかましい性格・・・)の私としては、
 なんだか映画を観ているように、その場面に心を奪われてしまいました(勿論、会話にも積極的に参加はしましたが)。
 山田花子って・・・前置きもなく山田花子ってのはすごいなあ・・・(なんちゅうか、久しぶりに聞いたよ)・・・みなさんそーやってバラバラの場所で、それぞれ全然知らない状態で、そういう名前をいつの間にか覚えてたりなどして。
 世の中って、分かりやすく見た目で流派?がわかる人もいっぱいいて、それはそれで楽しくてすぐ仲良くなれたり逆に線をひけたりするのでOKだけども、全然普通の顔してガロ持ってたり(集めてたり探してたり)、薄暗い喫茶店に通いつめたりしてる人が・・・やっぱりやっぱり、これこーやっているんだな!!探せば。と思いました。熱く。
 それで、ある日の午後の一時に、こうやって、わ〜〜〜〜〜!!!って話が盛り上がっても、それぞれの何かに引き寄せあおうとも考えないで、頼ろうとも、必要以上に親しくなろうともしないで、ちゃんとそれぞれの人生がある。そういうのが今は本当にいい感じに思えます。
 大人になってからの習い事って、そういうのがいいですね。って普通のまとめになってますけど、そのくらいのほうがいいんだと思う。本当ってそういうことなんだよなあ(しみじみ。)。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんばんは(こんにちはかま?)

 山田花子か…。
 六年前に、美大に通う女子大生から
 私は、山田花子みたいだ…と言われた。
 吉本の山田花子か?と訊くと
 マンガ家の山田花子だという。
 そんなマンガ家いるのか?と訊くと
 いるという。
 後日、私は池袋の詩の専門店で当該の作品を見つけて購入し
 一読、驚いた。天才だな…と思った。
 いまでも、二十世紀末の日本文化において
 女流の三人の天才を挙げよ、と言われたら
 まちがいなく、大島弓子と内田春菊と山田花子を挙げる。
 しかし、もっと驚いたのは、その時点で
 すでに山田花子は死んでいなかったことだったな。
 天才とはそんなものだが、彼女の線は
 クレーを想起させる美しい線だった。
龍絶蘭
2006/03/13 23:58
こんばんは。
前に勤めていた会社の仲の良いメンバーが、そんな感じでした。
なんで普通に鳥肌実?(いや、あくまで一例ですが。私、別に好きな訳ではないです)とか、結構濃い昼休みを過ごしておりました。
会社と言っても、皆契約社員だし、部署もばらばらだし、まあ、一般的な事務職で、特に同タイプが揃いそうもない条件なのに、なぜかコアな話が展開されて。部活みたいで楽しかったねー、と今でも集まる度に話しています。

2006/03/14 01:54
 龍絶蘭さん、おはようございます。 山田花子さん、私はご存命中からけっこう気になっていました。漫画はもちろんですが、書く文章もすばらしくて、日記とか食い入るように読みました。(想像できるかと思いますが)クイックジャパンに出てたときとか、泣きそうになりました。何度も。花ちゃんも悪くはないですが、山田花子といえば、私はやっぱり「漫画家の??」ですね。完全にやばいです。ふふ。それもよいですが。 龍絶蘭さんのいう女流御三家(前世紀の)では、私は内田さんだけが、苦手です。何冊も著作を所持してますし、その才能、絵のウマさは死ぬほど理解できますが、苦手なことには変わりない。怒られてるよーな気がしてしまうので。
まき。
2006/03/14 10:40
 啓さん。おはようございます〜〜!!
 うらやましいような職場でしたね!。一瞬だからいい、っていうのもありますよね。職場を転々とするようになって数年たちますが、なんかそのサーカスみたいな感じも(将来やら安定やらを度外視すれば)私は嫌いじゃあありません。
 今回の学校についても一年限定というのがいいのかもしれませんね。一年だと結局班の方だけとの交流で終わりそうなのですが、その班も最初のくじびきでしたし、なんとなく、いい意味で「偶然かき集められた」感じなのです。そこで「山田花子」とかなるとね〜〜。ふふ。

 鳥肌実! 私も好きですYO!!! 実際知り合いになりたいというよりも縁のあるときだけ耳を傾けたい感じの人です。私にとっては。全然違う感じとはいえ、植草甚一さん的存在です。(あくまで私にとってはだが、両方好きな人が多いのか少ないのかわからないので)
まき。
2006/03/14 10:45
 どうも

 三人に共通するのは実存的不安感すなわちニヒリズムの業である。
 大島さんは遁走し
 内田さんは争闘し
 山田さんは退場した、の違いだけ。
 底に流れているのはまったく同じ感覚の鋭さでしかない。
 私のスタンスは、大島さんと同じ。
 私の敬愛する久生十蘭氏もまた同じ。
 十蘭氏は癌で早死にしたのに
 大島さんは癌で死ななかった。
 その違いがとっても気になるのだった。
 ニヒリズムを克服する術は
 大島さんだけが到達した…と
 私は視ているのでした。私の知りうる限りではだが。
 むつかしい話になって申し訳ない。
龍絶蘭
2006/03/14 23:50

 どうも

 三人に共通するのはニヒリズムの業である。
 大島さんは遁走し
 内田さんは争闘し
 山田さんは退場した、の違いだけである。
 私のスタンスは、大島さんに同じである。
 私の敬愛する久生十蘭氏もまた同じである。
 しかし、十蘭は癌で早死にしたが
 大島さんは癌を克服した。
 この違いが何であるのかが最も気になるところ。
 ニヒリズムを克服したのは、私の知る限り
 大島さんだけである。
 ちなみに内田さんには
「そこまで知りたくない」旨の抗議文が
 猛烈に届くらしい。
 でも彼女は闘うのですね。稀有な精神だと思う。
 こむつかしくて申し訳ない。
龍絶蘭
2006/03/15 00:02
二度投稿して失礼しました。
消えたかと思って書き直しただけです。
消せるなら消してください。
どちらでも
龍絶蘭
2006/03/15 00:03
 龍絶蘭さま、ご丁寧なコメントをありがとうございます。
 微妙にニュアンスも違う(消してしまって打ち直すことの味わいでもありますが)文章なので、不愉快でなければ、消さずにとっておきます。
 おいやでしたらいつでも申し出てくださいませ。消すことは可能ですので。
 そうですか、内田さんは大変なのでしょうね。私は抗議したいよーな思いは持ったことはないですが、ああやってなんでも正面からぶつかってゆかないと気がすまない人だと(許すことがなかなかかなわない性質だと)人生は濃くなるでしょうが、一生闘争でしょうね・・・確かに。想像だけですけども。では。
まき。
2006/03/15 13:33

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山田花子、て。 平坦に思えるほど緩い坂道を。/BIGLOBEウェブリブログ
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