平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 選択と経験。

<<   作成日時 : 2006/04/17 17:18   >>

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 前回の日記でも書いた、わが低能力を発揮しまくって仕上げた作品ですが、やはり全然ダメなことが昨日分かりました。
 他の方と比べるとますます一目瞭然なことになり、「比較」というもののリアルさを思い知るハメに。
 しかし、ある意味自分の「比べる目」みたいなものは穢れてなかった!ってことで〜そこに一縷の望みがあるようなないような感じもありつつ・・・、結果的にはそれも面白かったです。他人と比べるのはナンセンスだ、みたいなことをよく大人(自分も大人だが。ま、教育者とか〜あと歌詞とかで、ね。)は言ったりしますが、けっこうそんなことはないと思う。
 それから、昨日全般に思ったことなんですけど、人の経験って、当たり前だけど個人の選択が決めてるのだなあ、あるいは経験が人の選択を決めているのだなあ、ということがね。すごくね(って・・・こんな物言いのときには、続けてタマゴが先か鶏が先か、とかいいたいところですが、基本は選択が先ですね。この場合。)。
 授業でそれを思った地点を言えば、その(私はダメダメ方面の例なわけだが)作品に、歴然とその人(各々生徒)の今までの選択や経験がバリバリに現れており。たとえば現職やら前職にデザイン関係の仕事をされていた方、学校で専門的に学ばれていた方はそれが如実に出ている。当たり前といえば当たり前のことですが、それがあまりにもあっさりと出ていましたし、また、現在のその人の嗜好やら志向やら方向性、キャリアの積み重ねの量みたいな細かいことまで!きっちりと残酷なほど出ていた。そして、この私も然りだと・・・。
 以前の写真撮影の回のときには、写真の出来上がりについて(つっても適当に撮ったデジカメ写真ですが)、モデルになってくれた女子にも喜んでもらえて、その周りの人にも「わ〜〜!!今度私を撮ってよ〜〜〜!!!」みたいなありがたい言葉までいただくくらいのプラスアルファな出来だったのに、今回は、全くダメ!!。なにがそーさせているのか、といえば、経験の量ですよ、まず。
 そして、その経験の少なさを支えて(? ネガティブな方向に使うのは変ですが)いるのは、それを選択してこなかったという己の事実とゆーか、過去です。
 私は平面構成とか色彩学とかを学んだこともないし、それよりもまず、その分野にあまり関心もなかったんだな〜〜と。つくづく。そりゃ最低限は見たりしたことなどもありますが、好んで、誰さんのどの作品が好きとかアレが来たから観にゆこうとか、作品集を手に取ったりとか思ったことないもんなあ〜〜と。
 それに比べて。写真は、職業などに(あることはあるんだけど)あまり関係なくても、勝手にそれを見に行ったり写真集を買ったり、あの写真家が好きだとかあのときの展覧会であそこにあった写真最高だったなあ!!とか、その展覧会のBGMまで覚えておいてCD探したりだとか、思えばあれやこれや勝手にどんどん開拓していたものですから・・・。
 撮影自体のノウハウ・・・シャッタースピードがどうのとか絞りがなんとかとか、このフィルムの場合なんとかとか一眼と二眼がどうのとか(言葉がにごってばかりだが)、そーゆうのは一切分かりませんが、その世界に注目して、いろいろ選んだり考えたり感動したりしてきたわけですよ!私は私なりに、小さい範囲でも。
 やっぱり〜〜そーゆう〜〜〜自動的な〜つーか! 能動的本能的選択って、その人を形作るなあと。それが現れちゃうんだなあと思ったわけです。授業時で既に。
 そんで、帰り道クラスの女子と3人でご飯食べたり喋ったりして(て軽く言ってるけど、すごい喋った)帰ったんですけど、読書の話などが個人的にやばくて!!!
 私は事情があって(これは嘘。事情なんつーカッコイイものではない。まだ揺れ動く時期なので公表したくなくて〜〜〜とかいってるとなんだかとんだバカみたいですが、要するに恥ずかしくて!てことです)一位は今は言いたくないよ!と頑として譲らず、申し訳ないと思いつつも発表できませんでしたが、
 そこにいた女子(自分も含め)3名の、2位から7位くらいまでの「好きな作家」は微妙に順位は違えども、ブレなくモレなく全てカブっていて!!(ここでなにより感激屋さんの私はえらい感動したわけですが)
 そして、さらにリアルなことに!!! ところがどっこい、一位は全員!!!違う作家だった!!!のでした(他人の部ではそれぞれ入賞もしていなかった。個人の感受性とゆーか固体の神秘とゆーか、人はほんとに一人ひとり違うのね〜〜)。
 こういうのってほんとに!!おもしろいなあ〜〜〜と。
 よくわからないくらいの微妙かつ瞬時のジャッジで(自分でも意識してるかしてないかわからないくらいの日々の時間の中で)好き嫌いが決まり、その流れで何かを選択したりなどして、  選択した結果、その路線上起こりうる経験を、人はする。
 そんで、その経験がその人の美徳になったり欠点になったり愛らしさや美しさに繋がったり逆効果になったりするんだなあ〜〜〜〜と。はあ・・・
 それははっきり言って、いいことばかりじゃないこともあるのがまた!!個性とゆえば個性なわけで〜〜〜(私で言えばパリーグとセリーグの区別とゆーか分かれてる意義も知らないみたいなこと)、そーやって人はどんどん意外に年をとるごとに濃くなったりするのだなあと。
 ま、そんなことを考えていたら、あっという間に夜になってた、って話です。(午後のクラスの人と帰りの山手線が一緒だった)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
作品、どんな作品なんだろう? 作品には二種類あって、作者と作品、がひとつ。そして作品と観手、がひとつ。その二種類しか、世の中にはない…って、けっこう常識なので。まき。さんのいう、作品はたぶん、そこが未分化なので、悩ましいのか可愛いのか、私は不明である。基本的に、作者はネロの暴政よろしく作品を造ればよくって、作品に対して、観手は、自由に想像力を羽搏かせれば、それでいい…くらいの、実際そうだし…、そんなもん。問題なのは、観手の力量でさ、私に見せてみな…一応、いつでも、好意的に評価するざんす。いくらでも。観る人次第なんだよね。所詮は。
龍絶蘭
2006/04/18 01:14
 ほほう、インテリジェンス溢れるコメント、大変嬉しいです。
 はっきりいって全く気持ちのまま書いている日記なので、毎日未分化もいいところですが、「作者と作品」でいえば、私はそんなにアレを嫌いじゃないです。ただ見事に拙いなあ、と他のと比べて思っただけです。
 どうせ見ていただくなら、自分の得意分野(までいうと言いすぎ。頼まれなくても宿題じゃなくても作ってしまうようなもの)のほうがいいので、アレはやめておきたいです。
 どっちにしろ、私の手によるものなんて大したことないですけどね〜〜(大したことないのが悪でもなし)。ていうか、考えてみたら勝手に作り出すものの一つにこの日記もあるわけで。
 それを読んでいただいて、時々感想などを書いていただいているだけで!充分幸せでございます、てのもあります。
まき。
2006/04/18 10:57

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