平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS それでも、赤を片手に読むと落ち着く。

<<   作成日時 : 2006/11/18 09:23   >>

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 知人に「読んでくれー」と言われてプリントアウトしたA4換算60枚くらいの「原稿」を渡され、自室で、夢中で読んでしまいましたよ。テレビノナイセイカツッテノモイイネ!!
 で、おもしろいなーーー!!!と、真剣に思った。
 内容がおもしろいかどーかのあたりは(これがまたけっこうおもろかったりするので、さらに愉快なのだが)本人にじかに伝えますが、こーゆう大量の文章(しかも小説だよ)を読むのって、懐かしーーい感じがして、読んでる自分が意外にも楽しいです。赤鉛筆がうなるぜ!!みたいな(そこまで要求されてません)。
 やはり前世紀的人間なのだろうか、私は。
 とはいっても、私は文芸編集者だった過去など一秒もないですから〜〜イキオイだけで書いた文章を誰よりも先に読む!ってのが懐かしいのかもなーーとか思ったり。ほらーー文章の人は文章〜〜マンガの人はマンガ〜〜みたいな感じで、好きに書きあって回し読みしていた中学生のころを思い出す〜〜つー。
 新卒で自分に全く興味のない分野の専門誌の編集にいそしんだり、その後美術出版に手を染めたり、思いついて(手に職をつけるためっつー安易な発想で)校正者養成講座に通っていた時期もありましたし、校正のアルバイト(フリー校正者の助手のバイトなども含め)をしていたこともあるし(それでこの誤字脱字ばかりのおかしな日本語かよと思わないよーに!!力の使いみちが全然違うということで許されたい)、
 もともと活字を読むのはいつの時代だって好きですし、途切れずに一定分量の文章をガーッと読む機会にも恵まれているし、ゲラ的なものを読むのが人生レベルで特別な行為じゃあないんだけどーー
 情熱、みたいなもの。それがここにはあるからこんなにもおもしろいのかなあ??とも思いました。そんな「なにか」と、自分の今の精神状態との折り合いがよかったのかもしれませんね。
 メジャーとインディーのアレ同様、メジャーは大衆に迎合しているから→悪、孤高ならばすべからく高級で→善、てゆー単純な判断は明らかに間違っていますが(孤でしかも低、な人も少なからずいらっしゃるし!)、
 なんかこういう風に心に訴えることって、誰にだって余裕でいつでもできんだなーーーと思いまして。
 ずっしりとくるような、落とせばバラバラになる紙の状態の文章を、一枚一枚めくって読むのが楽しいなー!!と思う気持ちと、ブログやmixiで発表される「けっこう上手な文章」を読むのとで、こんなにも「楽しい感じの種類」が違うのか、てのについてもなかなか感慨深いものがありましたしね(そして、それは勿論、「本を読むことで得るソレ」ともまた違う)。

 なにはともあれ、それをきっかけに自分の中で、けっこう「かっこ悪くてもいいから、自分が!自分で!!なんかおもしろいことをしたい」気持ちに火がついたよーなところが、今、あります。めらめらとな。
 辛酸さんじゃないけど、ペンと紙があれば、ホチキスでとめてなんでもできるんだし、そういうことさえできれば自分は孤独でもいいかもしれん!!てくらいですよ(やばい感じなので大声でいわないほうがいいかもしれない内容ですが、日記に書いて発表するつー時点で、大声よりさらに全世界的拡声器に乗せて叫ぶことなのよねーーーー。ううん!きにしない!)・・・
 とはいえ、私はせっかく早く文字が打てるのですから(挿入も削除も文字数数えるのも簡単だし)ワードを使うには決まっているのだが(腐っててもOL、のスキルを今更隠してどうする!!)。
 なんか書きたいなーーーー!!!!よし書こう!!てことです。

 でもこんなにおもしろいことは、都会派気取りでオリーブ育ちの自分には書けねーだろーなーーー、と、冷静に思うけど。
 だって、その「原稿」さあ〜〜。上手下手じゃなくて、今時めずらしい魂の叫びだからね。凄いと思うよ、あんなの書くのもだけど、他人に読ませるその根性が。
 メールやブログの効用で、文章を書きなれている今時の若者には致命的に!!ものを書くこのがへたくそな人はいなくて、
 そのかわりにみなこぎれいに小さくまとまって、特出した存在もいない、なんつーことを指摘する方々は多いわけですが、
 そーゆーのを超えた(良くも悪くも)入魂の「小説」でした。
 いやー、小説ってこーやって書いたり読ませたりもできるんだね。いいね。

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