平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 地味な暮らし。熱い感情。

<<   作成日時 : 2007/02/02 14:57   >>

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◆ AMを薦められる。

 先日の日記を読んだ知人から、ラジオはAMだろう!!という意見が届きました。つって、たった二人ですけど。推薦が分かれまして、TBSとニッポン放送です。
 ニッポン放送を推しているのは元職人(現穏やかな会社員)で、TBSのほうは非常に魅力的で全方面の知識豊かなおしゃれガール(彼女がなんでラジオに詳しいのかは謎だけど。クるの?ラジオが?? だったら万歳!)でした。 →て元職人のほうにかなり失礼な書き方をしていることを先に謝罪しておきつつーー・・・
 以上の点を踏まえて。 ま、最初から私が贔屓交じりで耳を傾けたせいもあろうかと思われますが、今はなんだかTBSのほうがおもしろい感じがしています。つっても、当然、番組によりけりなわけですので、ザッピングてゆーのかなあ、ラジオでも・・・それで聴いてんですけどねーー。
 で。そうこうしつつーー。 いきなり素に戻って、もーーーーこんなAMラジオの聞き比べしてるようなライフてのがすでにいやだいやだいやだ!!!女子は暮らしぶりが顔に出る生き物なんだからさあ!!・・・・というような荒れた気持ちになりかけるときには。
 素早く!NHK-FM(これも意外にいいですよ)に切り替えたり〜〜、朝の時間はAMじゃなくFMにしたりなどして〜〜〜(出勤前にだみ声てのは・・・気取るわけではありませんが、けっこう苦しいので。内部からオッサンになってゆくよな・・・)、
 それなりに一生懸命、局地的な意味で純度の高い「私らしく」「スタイルのある暮らし」をしているところなんだよというーーー、ささやかな報告をひとつ。

◆ 皮肉にも一番おもしろい。

 何回かここで読書感想文も書いておりますが、一貫して!エッセイはおもしろく小説は途中で意味がわからなくなる傾向が自分比で大変に高いーー(100%かも。工藤キキさんの文章と同じネ!)中原昌也さんの「KKKベストセラー」という本が!!!異常におもしろくてどうなってるのかわからなかった。最初。
 あの中原節ともいえるーーたたみかける調子で独白が進んでいくんですが、ご自分の職業(文筆業とされるもの)についての真剣な違和感と、日々の悲壮感と自虐、でも混ぜずにいられない己の立場をオモロがれる心の余裕と分析せずにいられない知性、みたいなものが、今回は私のような普通の人間にもすんごい分かりやすく綴られていて、
 なんでしょうこれは、嬉しい驚きというのかなんなのか・・・と呆然としながらも夢中で40ページくらい読んで、
 ふと思いついて(天啓?)、「あとがき」とされている箇所に目をやったらば。
 そうなんだーーーーー あーーーーーーー という、もー大変ななりゆきがそこに!
 要するに、この文章は未完で終わるんです。連載を中止してしまうの。とある事情があってー(事情というのかこれは)。
 それの、ね、中途で投げ出す説明が!「あとがき」として収録されているわけですけれども、なぜか完璧に! いや、これでいいんだよ!!! って感じなんだよなーーーー。この顛末で、いい。この顛末だからこそ!!ベストな仕上がり、というか、
 断筆。で、ちゃんと美しく話になってるんです。 て、うわー。うまく説明できなくてすんません。
 執筆を生業としている人って、ある程度まともだったら、こういう類の自責には常に襲われていると思うんですよね。ひどい目にもいっぱいあったりするでしょうし(しているみたいだし)、それを発表するしないは人それぞれとしても。
 だから今回については「中原さんたらーー」ってゆう、なんだろ、「こういう人もいるのねーー」てなおもしろさでは全然なくて、単に文章のおもしろさなんですが。しかも、前述しましたように不幸にも、というか、なんだ、わからんけれども、今回はまとまりが異常にいいしね。
 彼の文章は、映画批評が一番わかりやすく、かゆいところに手が届くおもしろさなわけですが(そう思っておられる方は多いことでしょう)、それ以外だったらコレが一番だなーーーー今のところ。私は。と思った。
 売文家としての自分に馴染めなかったり、どうしても恥の意識があったり・・・きちんとした「視力」のある人はそれはそれで困難みたいですよ。そうでしょうね・・・
 あ、それから、この本にはCDがついているんですが、暴力ナントカとかヘア・スタイリスなんとか(略している方が長い)みたいなああいう音楽が唐突に流れ出すので、
 午前中の高級住宅地(自分の住む木造アパートは抜かして)にコレはないだろうよいくらなんでも!!!ってことで、焦ってすぐに止めた芸術家でない私でした。 それが今朝の出来事です。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
中原昌也著 『KKKベストセラー』
中原昌也はついに文学界から去ってしまうのか? ...続きを見る
映画の感想文日記
2007/02/10 19:16

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは
散文詩になってるので、とても悪くはないね。文体がさ。
ラジオか…。ラジオなら、AMならNHKの第二放送が最高です。
珠算の番組が平日の夕方にあってね(聞く機会は社会人にはむつかしい)
子供たちが声を揃えて「ごめえさーん」などと吠えるところは
クラシックの歌曲を超えている。判る人は判るはず。
あとはNHKのFMは、選べば好ましい番組はまだ多い。
吉田秀和さんの番組なんか…今聞いておかないともう聞けないしさ。
ほどほどにしておこう。
龍絶蘭
2007/02/03 01:09
 おはようございます。意識は特にしていないのですが、文章(文体といわれると・・・そこまでたいそうなもんじゃないですが)は変わるんだなーと我ながら思います。人間が同じなので言ってることは大体同じでも、微妙にニュアンスとかたどり着かせ方とか句読点の打ち方とかが。ふーんと過去日記を読むと思います。しまおまほちゃんも言っているように、みんな日記を書けばいい!自分のために!

 珠算の「ごめえさーん」は一度聴いてみたいですねーー!!実家に帰るとテレビは見るんですが、見れば見るほどどうかと思うような遠い感じなので、あえてラジオならでは!の世界に今は身を沈めたい感じがしてます。
 吉田秀和さん・・・記憶にとどめておきますねー。
まき。
2007/02/03 09:05

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