平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 赤いメトロに乗っかって。

<<   作成日時 : 2008/09/16 17:42   >>

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 三連休の土曜日は暇だったので、「山手線の鶯谷から先をいっちょ歩いてみるかア〜〜??」(忘れたわけではないんですヨ…!今年中に制覇するの目標だし!)と思いついたりもしたのですが、いや、それにはまだちと暑いか…。
 ならば、無難に映画〜〜? つっても、「コレ!観たい…!」てほどのも見当たらないしナ〜〜。…じゃあ、秋めいてきたことだし、自転車で駒沢公園でも行っちゃう〜〜? で、nicoでお茶でも飲んじゃう〜〜? 時間が余ったら八雲の図書館でのんびりしてきちゃう〜〜??
 ウーーーーム。い・ま・い・ち。どれも素敵な休日の過ごし方ですが、なんでだか、今日のこの気分にはどうにもこうにもカチャ!とこない。こういうこともあるのよね〜〜。でも、この狭い部屋に一日中いるのなんてうんざりだし…。どこかどこかどこか…どこかに行きたい…!!!
 思い悩むこと15分。目に入ったのが、本棚のスコス・ステーショナリーズカフェ『文房具と旅をしよう』でした。これだ〜〜!!ヨーシ!本郷!!本郷に行こう!いつか行きたいと願っていた、この文房具屋を訪ねて…!!

 ということで。二時間後には、本郷三丁目駅に降り立っていた私なのでした。
 丸の内線は、神奈川育ちにとってはかなり「遠い感」を抱かせる地下鉄ですが(銀座・新宿・池袋にわざわざ丸の内線を使っていく奴はいないやろー!つー立地なので)、ワタクシ、コレの赤坂見附での銀座線との乗り換えが妙に好きでーー。
 あのトンネルぽい感じ!むき出しの壁!狭いホーム!!溢れる昭和イズム!!やっぱりネー、銀座線とか丸の内線とか、地下鉄は古参に限ると思うのヨ〜〜正味な話!!とつくづく思いながら、赤いメトロにウキウキ乗車。件の素敵文房具屋スコスも、下車後ほどなく見つかりました。幸先いい感じ!
 文房具屋に入ると血糖値があがるOTOMEは多いと聞きますが、私もそのはしくれだけに…(希望)!小さな店内で、いちいちひとり言(つーか、うわごと)を呟きつつ、あっという間に4千円分ほどの散財です。なにに使うつーアテもなく購入してしまったものもありますが、紙類と布とりぼんとレースとボタンとシール(と人によっては切手)は「たくさんあるところに出かけてしまったら最後、ただでは帰れないシロモノたち」だからしかたない…!
 とかなんとか言いながらもー。「イキオイで買ったはいいが、お、重い…」と自己責任までヒシとかみ締めつつ、本郷通りに戻り、せっかくなので赤門詣ででもしようかいのー!と、いきなり思いつきました。
 脳のほうの問題もありまして、自分、これが生まれて初めてくぐる赤門です…!(前を通ったりしたことはあるけど) 歴史ある建造物が全てそうであるように、「思っていたよりちょっと小さい」ことにもホンモノらしさが漂ったりなんかして…なんとなく、合掌…!(いや、してませんが)。
 アンド、あまりにも来る人来る人が赤門写真を撮っているものですから、その雰囲気に呑まれて、無意味無目的ながら、私もケータイでニ三枚…。あやかって頭がよくなるとイイナア〜〜!(あくまで他力本願の人!)
 それから、付近のイイ味出してる喫茶店へ…。
 東大の近くは、さすがに「学習塾」と「古本屋」と「喫茶店」と「不動産屋」が目立つのですが、喫茶店については、そのほとんどが、なに、ギャラリーカフェってーのー? 中高年の日曜画家向きの…ベレー被った大山のぶ代みたいな人が個展をやって、お友達が来てもホラお茶も飲めるしイーみたいなタイプのものばかりで、なかには「ボンアート」なんてそのまんまのお店まで…!(正しくは「ボザール」だと思うんだけど…。東大仏文科の人も黙認しているくらいなんだから、カタいこと言いっこなしダヨネー!)
 そんな画廊喫茶をかきわけて、私が入ったのは純粋喫茶に決まってます! 「コーヒー リオ」。イカス名前と店構え!シャンデリアがぶら下がり、飴色したインテリアの、これぞ喫茶店! ママもこれまたいい感じで(光るニット着用)、偏差値の高いカルチエらしく、常連さんと次期総裁について語り合っていました。
 ここまで来たら、一気に不忍池まで行くかア〜〜〜!!とおいしいブレンドをいただきながら考えて、さらに出発。途中、湯島天神に寄ろうかという企み(?)がよぎるも、私は受験生でもなんでもないので(お受験ママと思われてもツライし…! →それが思われないんだけどサアー。何故かしらねど、私は人の母に間違えられない人間で、ギャップでもユニクロでも遠い異国のアニエスのアンファンやロリータでも…「小柄な方なら大人でも着てらっしゃいますよー」「ご試着もできまーす!」と言われっぱなしなのよね…)そこは通過することにし、
 てくてく歩くうちに、不忍池の手前で文京区が終わり、台東区に突入するのですけれども、ここで!結界でもあるかのよーに空気がガラッ…!!!と変って、歩く人々の人相まで変るのがおもしろいんだよなアーー!と、以前も思ったことを再確認しながら、不忍池(上野公園一帯)へ…。
 このあたりで何より異様なのは、「するべからず」の看板が多いことです。「宴会をするな」「釣りをするな」「蓮をつむな」「ベンチで寝るな」「行商行為をするな」etc…。するなするなといわれなければ、やってしまう人ばかりなのだろうか〜〜上野あたりの人々は…。景観を損ねんばかりの墨文字にひるみながら、
 そういえば、下町出身の友人が「そりゃア階段があったら座るでしょー。ベンチがあったら寝るでしょー。新興住宅地育ちのまき。ちゃん(やや蔑視線で)には、そーゆうのわからないだろうけどーー!」とかなんとか平気で言っていたっけ…と思い出してみたりもして。
 マ、そんなことを地味に感心しつつー、ABAB(こーゆう店舗が無くならないところにも、台東区の奥深さを感じる…!)の前を通り、上野松坂屋には一切たち寄らずに(わざわざ書かなくていい)、私にとって「落ち着く黄色い地下鉄」銀座線に乗って、帰宅したしだいなのでした。

 それがいつもの行動範囲の、ほんの少し半径を広げたくらいであっても、「小さな冒険」てのはいつだってすごく楽しいもので。 ええ、それを痛感した一日でありました。
 東京はいまや中和化が激しく、山の手も下町もどっちもどっちで歩み寄って、結局ソコソコになっている気がしますが、それでも世田谷や目黒には流れていない風が上野には吹いていた…。
 本郷三丁目付近にいたっては、平均年齢も品格も高く、勿論交通至便、住むにも良さそうだなー!!と思ったほどです。上野公園の付近については、住む気は毛頭起こりませんが…!(→一言余計!)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
その辺りの昭和さ加減は私達が老衰で死ぬ頃になってもそのままだろうね〜、きっと。21世紀になったら未来都市みたいになるのかと思ったら、確かに一部再開発とかでなっている所もあるけど昔のままの所は多いよね。いいな〜、東京散歩。里帰りで札幌散歩したけれど、どうも道に迷いようがなくてあんまり面白くないの。
弥生
2008/09/26 05:58
 コメントアリガトウ〜。弥生さんの住んでる街探検だってちょう素敵だけどねー!(フィガロだかシュプールで特集してたよー。またキてんだね。スゥインギン!)
 確かに札幌は、札幌がどうとかじゃなくても、弥生さんにとって愛着がある街ってわけじゃないから、楽しさにも限界があるかもしれないよねー。私も、自分が遠くに引っ越したあとに、両親がどこかに家を建てて、そこが実家よーて言われてもピンとこないだろうなーと思うし。
 でも(日記読んでまっせー!)すんごいご両親孝行にはなってると思うので、できる限り孫の顔を見せてあげるのはすばらしいことと存じます!(充実した里帰りだったみたいだねー。お疲れ様!今度はぜひ東京にも〜)弥生さんの子どもたちにとって「ニホン」は札幌なのかしら。そう考えるとおもしろい。
 そして、変らない場所は変らないよね…でもそのくらいのほうがいいかも。六本木も表参道も昔のほうがいいもの(老人らしい感想!) 
まき。
2008/09/26 11:16

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赤いメトロに乗っかって。 平坦に思えるほど緩い坂道を。/BIGLOBEウェブリブログ
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