平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 実は沖縄だって未経験。

<<   作成日時 : 2008/09/19 18:37   >>

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 昨日の帰りの電車で、目の前に座っていた女子高生が「ユカ(仮名)ってさア〜ウチの来ないで、男子校の学祭ハシゴすんだってーー。ちょーサムくない?? 分かりやすすぎつーか」「それしか出会いがないって話なんじゃないのー?」「逆にカワイソーみたいな??」「男漁りしてまで、彼氏ほしいと思わないナア〜アタシは。楽しいことって他にもあるじゃん? 彼氏持ちのブスもいっぱいいるしー」「誰でもよければなんとかなるもんね〜〜」みたいな話をしていました。ハア〜なるほどネー。一理ありそう。だがしかし、ユカのこと(本人らは気付いてないのかもしれんが、羨望まじりの悪口)以外の、彼女らの話題は結局男のことばっかりだった…!つーのが世にも皮肉な感じ…。
 誠に老婆心ながら、(モテない)人生の先輩として、私は彼女らを諭したくなりました。「モテるには、顔面もさることながら、努力と何かを失う覚悟と行動力が必要で、それらを加味すると、現在も10年後も、残念だが君たちにでなくユカに軍配は上がりっぱなしなことだろう…!気持ちは非常〜に分かるけれども、他人に突っ込むばかりだったり、クールを装いたがる心根を持つ限り、モテの神様は微笑みませんヨ…!!」と…。
 でも、ウゼーとかキモーとか言われたらイヤなので(実際、ウザいしキモい)、ぐっと飲み込んだわけでした。
 まーーアレよねーー。欲望に忠実に素直になることと、目標を拡散させないことが大事!!て話なんヨねエーー結局南極。天賦の才能にでも恵まれなければ、あっちもこっちも成立させられないんだしイ〜〜。つっても、あれもこれも全部ほしい…!!てのが女子魂だろうが〜〜!て考え方もあるにはあるし…。難しいネエー!ああ難しい…

 と。 お前…暇だなあ〜〜〜〜!!アメリカ経済のことでもちょっとは考えろよ!!と呆れられてしまいそうな導入部になってしまいましたが。 そうですね、割と暇です(開き直り!)。自分比ではそうでもないんですが、多忙な人から見たら、はっきり暇!くらいには暇であります。
 そんなわけで、本も一週間あれば何冊も読んでいまして、それがなんだったか覚えていないほどなんですが(!)、最近顕著だったのは「食べ物の本ばかり手にとってしまう…!!!」ということでしょうか。
 次々に読む途中で、それにハタ!と気付いたんですけれども、なんちゅうのー、世間いうところのスィーツの〜〜てんじゃなくて、もっと広く…食事やテーブル周りとかの類ですよ。主に。(ちなみにマクロビ系はゼロでー)
 …こういうのもアレ…? ネット界で揶揄されるスイーツ(笑)てことになるのかしら…? や、「全然違う」んだけど…(悲しいことに、私はかわゆいパティスリーとか評判のベーグルとかに迅速に食指が動く人間ではないので…)しかも「ほっこり」でもないしナ…。
 あ、でも、高山なおみさんの本は読み直したから(日々ごはんのEFG)、「ほっこり」には入れてもらってもいいかもヨ〜〜?? いやいや…(テレながら)門前払いだろうなーー! ウン。
 …なんせ、上記ブームの間、私にとって抜きん出ておもしろかったのは酒井順子さんの『甘党流れ旅』で、二位がケンタロウとショージ君、三位あたりにかろうじて堀井和子さんの本が出て来るてえ状態だったのですからして…!(『朝ごはんの空気を見つけにいく』がよかった〜〜!『私が好きなルール』も。彼女のきっぱりした風情ってすごく好きー。この世界の人って、「ちまちましたこと」が苦手な私には「スンマセン…」ってうなだれさせられて終了―!のことが多いけど…つか、うなだれてないで姿勢正せよ!て話なんだけど…彼女には全体的に共感できる。黙ってても女らしい分野ならば、ちょっと少年ぽい人が語ってくれるほうが性にあうのかもねエー私には)
 …まあいいや(何が?) 蛇行してもアレなので、ここは酒井さんの本の話だけをします。
 全国津々浦々、名物甘味を求めて一都一道二府四十何県だっけ…(ひどい)の、全てを廻った報告エッセイなのですが、鉄子気味の彼女だけあって、旅行記としてもとても楽しいのです。
 私だって旅行は好きなほうで、山陰や四国にも(親類縁者がゼロにもかかわらず)全て行ったことがありますけれども(駆け足の県も含めますが。そんでもって「地味すぎ…もう帰りたい…」と思った場所だってありますが…)、それでもまだまだ地に足をつけたことのない県は日本のあちこちに存在するのです。
 このままでは、そのときどきにあった事情もさることながら、足の便や興味の多寡的都合などで、一生一度も行かないところも出てきそう。いや、おそらく、出てくるでしょう。そのくらい、この日本は狭いようで広いのです。手つかずのところと、手垢にまみれたところの差がありすぎるというべきなのかもしれませんが…。
 そこをー! 「目指すは甘味!」と設定し(その「甘味」についても。茶会などに供されるような高級なやつじゃなくて、あんみつやらまんじゅうやら団子といった「あくまで庶民的な和菓子」に限定! てえところにセンスが光るんだよなア〜〜)、それらを朱印代わりに、一つ一つ全国制覇していく…。なんて、なんてやりがいとトキメキのある旅…!!と思いませんか?? 私は、思いました。
 ということで。この本にはおいしそうなものがざっと50個以上登場するのですが(京都・東京・神奈川などは複数個ずつノミネートされている)、私が一番反応したのは、京都・今宮神社の「あぶり餅」でした。
 なんだ、最終的には京都なのかよ…!!!フツーじゃねえかそれ…!というなかれ。マジ、京都ってさすがだナー!と思わざるを得ないことばっかなのよねー。こーゆー「全国うまいもの比べ」的な本を読むたびに、繰り返し人は「京都行きたい…!!」てなるんだものー。もーうニクイ都…!(誰)
 つーか、本当によい本ですよ。各地で暮らす、ふるさとを愛し「自分の仕事」を愛し、誇りを持って「ずっと同じことをし続ける人たち」の様子…。読むだけですっとしますし、酒井さんも全国各地でその思いに胸を熱くしておられます。装丁もいつもながらすんごく好み。可士和仕事で、もしかしてトップクラスに好きかも、酒井さんの本の装丁…(ナンバーワンは『少子』!)

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