平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 「バス停だってお気に入りを使いたい!!」

<<   作成日時 : 2009/07/27 17:36   >>

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 涼しい部屋のありがたみを、いまだ新鮮に受け止め中です…!
 よく言われることですけれども、失ってみないとモノの大切さってホント〜〜にわからない。今回みたいに大事な家電が壊れたりしなくても…一人暮らしを始めて、たとえば掃除洗濯ご飯などなど、覚悟していた面倒な事柄以外にも、そーいうアレで、「アタシあの頃シアワセだったんだなー!」って思うことは山ほどありますからネー。
 …当然のように存在していた、風呂の広さ・追い炊き →この2点は新居で無理矢理解決させたけど。 床暖房、庭の緑、生ゴミのニオイがしないキッチン、静かな環境、網戸を開けっ放しにできる寝室 etc…それらはすべて今や「あったことが幻のような」あれこれですし…  意外にデカいのはIHねー!!IHキッチンの部屋にまたいつか住みたいナー!自炊もろくにしないのにナニ言ってんだヨだけどサア〜〜ガスって怖くてやなんだもんなんか〜〜

 てところで。多少ブツクサ言ってはいますが、おかげさまで快適〜〜な週末だったってえ話です。
 ピアノにも行ったよー。んで、例の「盲目のピアニスト」について、思うところをピアノの先生にぶつけ、おおむね賛同を得られてよかった。
 一言で表せば、「あの人のピアノは素晴らしい!!!!」てことなんですけれどもね。ゴメン!凡百の感想で。しかもこんなにタイムラグがあってー。
 でもでも、ラジオで(ヤナーチェク同様、余計な情報ナシに「音」だけ入ってくると、それとの相性がむき出しになっておもしろいー!)辻井さんの演奏を偶然耳にし、途中から、名前もわからないような状態でいきなり「この人、誰?? ちょういい感じなんですけどーーーッ!!」って激しく反応したんですものー。あの、豊穣ってより、さらっとしてて、ピュアな印象すらする音。
 そりゃうまいのはすこぶるなんですが(私が弾ける曲も課題曲だったけど、まさに雲泥の差!!!)、テクニックがあっても大仰じゃなく(演歌とかでわざとタメてコブシまわすとかあるじゃん? 日本製ディーヴァが裸足とか手を上下させて歌うのもあれの亜種だと思うが、イラつくもんにー)、感動を強要しない、なんて気持ちいい演奏…!!
 一つのことに身体も心も集中するってこういうことなんだなア〜〜!!!とも強〜く思いましたっけ。全方向に散漫な自分とは何万光年も離れたところにある、崇高で清らかで、誰にも邪魔できない魂。CD買っちゃおうかなアーー! そんな行為を嗤いそうなあの人らにも、この時間差で勘弁してもらうとして…

 あとは、山崎ナオコーラの『男と点と線』と辛酸なめ子の『アイドル食虫花』も読了―。
 なめ子さんのほうはひとまず置いておきますが(つまらなかったわけではないんですけども、知らない名前が多すぎた…アイドルとかグラビアの世界って日進月歩なんやなア〜〜)、
 ナオコーラのがね!また!!褒め続けててアレなんですけれども、またまたまたジャストフィットでーーー!!!
 なんなんでしょうか、この人の小説の、この味わいは…。ついつい作者の顔を思い浮かべながら読んでしまう私なのですが(綿矢さんと実は同じ意味で、彼女は「顔出しする甲斐のある作家」な気が…)、
 それもむべなるかな。な、作り手の容貌に不思議に合った、太くて濃くて乾いた独特の展開と世界。時折挿入される神話じみた小説も、隣り合わせの「現代の女子大生が主人公のストーリー」となんら違和感なく読める並びのよさ。
 どの作品にもみなぎる「どっしり力持ち」な感じと、「私はそんなのやー」とはっきり(低めの声で)拒絶されそうな感じが、たまりませーん!!!
 本著に出てくる世界中のどの場所にも、舞台にされるに必要最適量の「リアリティ」と「理由」が感じられ、あとがきにあるように「そこを旅した」気分になれるのも非常に良いですし(惣ちゃんのに特にやられたー!)、これは装丁もすんご〜〜く好みだったーー!!!(彼女の書籍はおしなべてそうですが) 読んでよかったです!

 そしてそして。 かなーりチンケな話ですけれども、以前から気になっていたバス停を「わざわざ使用した」てなことも日記らしく最後に書いておきましょうかねー。
 え〜〜いつも使っているバス停ってのが。なんちゅうのかなアー? 電車でいえば「特急も停まる」…複数の路線が交差し、有名な大通りに面したところでして、便利は便利だが味気なくてどうにも…だった私にとって、以前から
 「あそこ…曲がりくねって遠くに感じるけど、ひょっとしてあの坂を上ったあたりじゃね?」つー「うっかり見過ごしがちだが、案外近所のような気がする!バス停」が一箇所あったんですわー。
 そのバス停をね!あらためて探して「わざわざ」使ってみたわけエーー!!そうそう、昨日ですよ昨日〜〜あの暑い最中〜〜。
 35度に届きそうな暑い暑い昼下がり。くねくねした坂を上り、このへんかなアー? と見回してみるもそれらしいモノは影も形もなく…嗚呼私ったらまた大失敗…!タクシー来たら乗っちゃおうかな〜〜?? と早々にギブアップしかけたところへ、暇を持て余した「オープンルームこちらです」業務の不動産屋のあんちゃん(いけめん)が「何かお探しですかー?」と声をかけてきてくれまして。
 「***ってバス停がこのへんのはずなんですが…」と笑顔を振り絞って見せると「そんなバス停聞いたことないですねー(大体この細い道にバスが通るカアー?!)」て、いきなりエ・ラ・ソ・ウ!!! バス停はあるのーーーッ!!いつも通ってんだから!
 ムカつきで生まれた額の斜線を日傘で隠しつつ「この道でないのはわかってるんです!あの先か、来すぎちゃってあそこを曲がるべきだったかと…」と答えると、「いや〜〜どうでしょうねー。曲がって目黒通りか、上がりきって駒沢通りに出てバス探した方が早いんじゃないスか〜〜??」て…
 うるさ〜〜〜〜〜い!!はなからお前には相談してにゃーわ!!!(なぜか名古屋弁)大通りにバス停があるなんて百も承知なの!お客様のニーズに応えないで何が不動産屋じゃーー!!そんなヤツは一生成約できないんだかんナア〜〜〜〜!!!!!(→ココまで言われる筋合いはない)
 意地になった私が愛想よくうなづくこともせずに「(いいです!)自分で探してみますからアー」と会話を中断し、もう一度歩き出しますと。
 …その後すぐ、30mほど進んだあたりで件のおにいちゃんが再び追いかけてきまして、「スススススンマセーン!地図調べたら、ありますね!!!バス停。この先の交差点のとこみたいです!!」と…そんなわけで。
 お手数おかけしましたが(心で罵倒して悪かったです。いい青年でした。暇だっただけかもしれないけど…)、無事!!目的のバス停(住宅街のスーパーの前。おばあちゃんと並んでベンチに座って…これぞ「ザ・夏!バスを待つ風景!!」じ〜〜〜〜ん)バスに乗ることに成功したのでした。
 と。こーんな小さなことでもやり遂げると嬉しいものでー。そんな気分が昂じてこーして日記にも書いちゃうわけダア〜〜〜〜〜〜!!!(とんねるず)(…古いついでに、今日のタイトルはオリーヴを意識してみまちた〜〜!)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
30mも追いかけて来てくれるなんて暇でもやっぱりそのお兄さんは親切な人だったのよね。冷房直って良かったね。東京も14年前とはもう気候が変わって正真正銘の亜熱帯になってしまったようだし。冷房は体に悪いどころか無ければ熱中症にかかって下手すれば死んでしまうっていう印象なんだけれど実際はどうですか?こちらは寒くて毎日上着が必要だし膝かけして仕事しています。年末に里帰りが決まったので買いたいもの食べたいものリストについで読みたいものリストも作っています。まきさんの読書日記部分参考にしているよ〜。
弥生
2009/07/30 07:44
 >寒くて毎日上着が必要 なんて…今一番声に出して言いたい日本語だよ〜〜!弥生さん…うらやまし〜〜〜〜(ま、そちらはその分長く寒い冬があるわけですが)
 そうそう、道案内のおにいちゃんのことは「いい人だったわー」と、涼しいバスの中であらためて思いましたー。アリガトウ!と。涼しくなれば人は冷静にやさしくなれるから〜〜。
 そんで、マジでクーラーナシだったら一日たりとも過ごせない日々が続いてますよこちらトーキョーでは!直って命拾いした…ご心配サンキューでした!!
 そしてそして、年末の里帰りは東京にも来るの??? 来るんだったら会いたいわ〜〜。息子くんにも会ってみたいしね!(本については、かなり偏って浅い→ひどいな 読書録なので、参考にしてもらえるなんて!キャ!!て感じ〜〜)
 じゃあまた〜〜(寒さに気をつけて!ご家族みなさんのご健康とご多幸をお祈りしてやす!)
まき。
2009/07/30 12:19

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