平坦に思えるほど緩い坂道を。

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<<   作成日時 : 2009/10/09 17:45   >>

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 今回の台風は、いったいなんだったのだろう?? 足早すぎて、気紛れすぎて、まるであの人みたい…!!
 でしたね昨日はー。 強風ゆえ…なんだろうけれども「快晴!」で差し支えない空の下、それでもJRは軒並み止まり…余波で私の使う電車も混んでしまいアレでしたが、
 それを加味しても、予想(&予報)よりはるかに軽症やったやんか〜〜〜〜〜ッ!!とんだ肩透かし野郎や〜〜〜〜! (前日のほうが大雨だったし) (や、亡くなられた方には申し訳ないですけれども) …て、それはいいとしてー。
 昨日、台風よりひどかったのは会社のある人物でした。
 以前からキジルシと知ってはいたが、新たにその度合いが更新されたなアー! こんな人の近くで働いてても先はないんじゃ…?? とすら思い…しょった言い方をすれば「足元がゆらいだ」しだいです。
 出世ってのは時の運ですからねー。町山(妹)さんが言ってらしたように「これといって失敗しない人が意外とえらくなるのが企業」てのも多いにあるしー!(未来の子どもたちにゃ伝えたくない「会社ってやつの慣習」ですが)
 世界は望むことばかり起こる場所ではなく、まして自分はツイてる人間ではありませんので、日頃からこのテには極力ムカつかないようにしているのですけれども(イラつくだけ無駄だから)、
 昨日のはあまりにもすごかったので、ココに記しておく所存です! ハア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(虚ろな表情で)

 と。ハラばかり立ててもこの美しい秋の日(金木犀のかぐわしい香り!)に消耗するだけ…。話をガラリと変え、読書記録に突入しましょうかー。
 せきしろ/又吉直樹 著 『カキフライが無いなら来なかった 』 です。
 せきしろ氏の著作物は(すぐではないが)出るたび読む私ですけれども、又吉さんのことは存じ上げませんで(マタキチなのかマタヨシなのかも知らなかった)「太宰を好きなんだなアー」くらいの印象しかなく(充分?)、おまけに俳句や短歌の「味わい方」なぞまだまだなっちょらん自分なので、
 「この本は、図書館でヨーーーシ!!」扱いとし、予約を待って手にしたのですが。
 よかったんですよ〜〜〜〜〜〜〜〜これが!!!想像以上にー。せきしろさんの出版歴で一番!「ザ・文学かもー!!」と思いました。(文学的、即!高尚とか優良つー気も毛頭ないが)
 自由律俳句の本でして、中身は(両者の本業がそうである以上)自然に「自虐ネタ」&「ちょっとクス!」がほとんど…にもかかわらずーーーー!(?)
 と同時に<文学のニオイ>がすんごーーーーーくするのです!!(写真もイイし〜〜〜〜〜) 秋が深まりゆく、このなんともいえないわびしい季節にぴったりの一冊ですヨー!!
 ていうかアーー。 …以下、又吉さんの文章を部分引用させていただきますけれども、
  

 …自分は何かとんでもないことをしでかしてしまったのではないか? 自分はもう永遠に朝ホットケーキを食べながら新聞を読んだり、幼い親戚の子供達にお年玉をあげたりできないまま死んでいくのではないか。
 

 て。これこれこれーーーーーーーーーーーーーー!!!
 ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜しても「こういう気持ち」になりがちな人に魅かれてしまうサガの私だけに…
  (正確には「このような気持ちになったことがない人」を自分は信用しないし、親しい人にはゼロ、ということですが) (しかも、もう年齢的に立派な大人なので、そんな彼ら彼女らも何らかの決着をつけ「この状態のまま」ではない人がほとんどなのですけれども)
 この過剰な「じーーーーーん!」も「受け手側」の事情が多いに影響しているのかもしれませんがー。でもでも〜〜〜〜〜〜ッ!!現に響いちゃったんだからしょうがないじゃな〜〜〜〜〜〜い!!!!なのです。
 …著者のお二人は、今後いくら年齢を重ねても、大成功しても、きっとこういう気持ちを捨てきれないに違いない!!(たとえいつか、上に書かれた類の「夢、みたいなこと」がすべてかなう日がきたとしても)
 つか、それでもいいじゃなーーいッッ!! あくまで無駄を省いて合理的に!!とか、ブログで稼ぐ!とか、年収200万円からの貯金!とかばかりを考える人が大勢いてもいいように(いるの? いるんだよねー、いるんだろうよー)、一生こーいう人がいたってー! なーんてまんまと触発され、感傷的になる私がそこにいたのは事実なのだからー!!
 …とはいえ。 例として、私の気に入った句をあげますと(カッコ内は作者名の頭文字)、
● なんか疲れると思ったら坂か   (せ)
● ベースが良いねって貴様は誰だ  (又)
● ACミラン対ローソンみたいな色の草サッカー  (又)
● 醤油差しを倒すまでは幸せだった  (せ) 
 いきなりこういうことになりー。 「なに結局イロモノ??」てな目で見られてしまいそうで逆効果なわけですが、それはひとえに選者の私の(センスの)せいで!!
 全部通せばいやでもわかる、そらおそろしいほど「純文学度の高い本」です!!!(ちなみに表題は又吉氏作)
 (てか、この数句だけでも…少なくとも、ラジオにお二方が出演されたとき「真面目にキレイ〜〜な句を詠むのと、狙って<大喜利>になっちゃう…その間をとるのが難しいんですよねー」とおっしゃられてた真意だけは理解できますよねー。どっちかに転ぶ方が断然簡単だかんなアー!しかもこの二人の場合プロだし…)
 とにかく。いろいろ考えさせられる良書でありまーす!! よろしければゼヒ…!(誰に向かって?)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うわっ。これ、この本!広告みてムチャ気になってたんでした〜〜。そうですか。いいですか。ポチッとやっとこうかな・・・ぼそ。『なんか疲れると思ったら坂か』がなんともまき。さんのこのブログにシンクロしますねー。そんなわけで、私的にお奨めいただいたと思っちゃうことにしますー。
aya
2009/10/10 09:30
 ayaさま! ならばこれを縁にぜひポチっとなさってくださいなー。なかに幾つか入っている随筆っぽい文章がまたしんみりするので…
 てか、言われてみれば「坂」でつながってましたねー(笑)すきなのかなーやっぱり、坂…アタシ…

 それはそうと、この本の版元を印刷会社の方(社名は伏せます)が「あそこはそりゃもうひどいんで〜〜〜!担当外れたいっすよー」とマジ顔で愚痴ってたことがあり、「さすがにウチより、はないでしょう〜〜ふふふ」と私が笑ったら「比じゃないですッ!!」と断言され、驚いたことがありました。
 …勝手に「カッチョイイ出版社!」だと思い込んでた私には感慨深かったなあー。ショックとかでは(断じて)なく。勉強になっちゃったなーみたいな意味で。
まき。
2009/10/10 19:46

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