平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 地券紙、寒冷紗、ナール。

<<   作成日時 : 2010/11/30 18:00   >>

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 週末の記録です。

 金・土は、ピアノ→父のお見舞い→恒例の(自分の)通院 みたいな感じで過ぎゆきました。
 金曜夜のピアノは、なんとなく中弛み…てのかやる気の出ない時期で、あやふやな部分でも悪い癖でドカーン!と弾き(私は恐る恐る弾くのが苦手で、幼少時にも「タッチが強いので映える演奏をする子ですが、ややキツイ印象を与えるときも…」とか注意されていたのだけれど、三つ子の魂なんちゃらで…!)、結果当然ドカーン!!!と派手に間違えたりなどして、途中から完全に嫌気がさしー、
 後半は先生とおしゃべり(一年て早いですねえーといった毒にも薬にもならない世間話)して終了ー!だったのでした。
 そして、土曜日は父のお見舞いー。
 郊外の大学病院らしく車があれば便利な場所なので、母に同乗させてもらって!!!であります。
 日頃あまり潤いなく過ごしておるものですから気がつきませんでしたけれども、郊外住宅地の、区画整理が行き届いた並木道の紅葉の美しいこと美しいこと…!!!! 車窓にうっとりしました。
 こーゆう写真をうまーく撮って、完成予想図のパース効いたイラストと構成していーい感じに処理し「堂々完成!!!第一期分譲中。夢の田園都市に住まう!」みたいな車内吊り広告を仕上げるのなんて、PCオンチの私ですら簡単にできちゃうよナアーと思うくらいに、わかりやすく、安定感ある美しさ…。
 あれはきっと「どこかで見た、新興住宅地」像なんですね。そんな新興住宅地を「なぞっている」新興住宅地というべきか。ここも。隣の町も。隣の隣の町も。
 言葉をかえれば、それは私が育っていたかもしれない街であり…そして、なにかがどうかなって29歳とかで結婚して、旦那さんが堅気なサラリーマンで貯金とかけっこーしてて頭金もあってローン組めてぎりぎり買えて、大学の友だちとかに「えーうらやましー!!!おしゃれー!」なんて…言われたかどうかわかんないけど、一応言ってもらえたかもしれない、そんなラインの街…。
 て。まーねえーーーーーーーーーーーーーー。 ンなことをウダウダ考えてるとバチが当たって(もう充分当たってるか!)そっちの人生と100%無関係になってしまうわけですが…つーかそれより!!!!今考えたのは「角田光代を思いっきり下手にしたよな妄想世界だなあオイ!」だったりするんですけども、
 どちらにせよ。そーゆう思考は続けてもロクなもんじゃないので、このへんにしてですねー。
 なぜかちょっと黄色い顔の父に(母も「黄疸じゃないの? 黄疸ってなにが悪いんだっけ、まき!」とか言ってたけども…知るかー!)面会し、談話用ぽいスペースでアイホン子にて撮影した孫のカワイー動画を見せたりして喜んでもらったしだいなんでした。 早く退院して孫と遊べるようになるといいネー!
 そういえば、昼食をとりに院外へいったん出たとき、母親が「お父さんの部屋の一番奥のベッドにナントカケージローが入院してるの!!!!ロカビリーブームのとき池袋に見に行ったりした人なんだけど、本人だと思う???? きゃっきゃっきゃー」つってて、
 当該患者さんとその何某さんは年恰好もかなりカブってるそうなんですが、私に真偽がわかるかーい!なので(「偶然を装ってがっつり覗けばいいじゃーん」「そんなことできないわよー」)、ちょちょっとアイホン子で調べてさしあげたところ、ウィキ情報では名前の漢字が違っており、別人みたいで残念でした。
 どんなことも一瞬で調べ上げられてしまう現代って、夢がないっちゃないかもしれん…!「あのスターとお父さんが同室かもー!!!」ってウキウキ看病生活を送れたほーが母にはやりがいやハリになったろうにー。
 しかしながら、事実は事実だからしょーがない!お見舞いを終えたら、自分の番です。急がねば〜〜〜〜〜〜〜。
 月イチで通う慣れ親しんだクリニックへそのまま移動しますと、待合室はマスク姿の老若男女でいっぱい…。病院に来るほーが重病になりそうだナーとげっそりしつつ診察室に呼ばれて入りましたら、
 案の定、ここ半年ほど落ち着いていた血圧がひどい数値をマーク!!!!!!
 「ほらアー気をつけないとー!!!」と注意されて、しょんぼり長い道のりをマイルームまで戻った私でした。
 注意するたって…睡眠不足と精神の不安定が私の場合高血圧と直結してるので、父の入院が続く限り解消されないんだけどサ…娘のためにも早く元気になってほしいわ〜〜〜〜〜〜〜〜 To おとうさん!!!て感じでしょうか。

 翌日曜日は亀戸までマルチーズを抱っこしに行く予定…だったんですけど(ちょうかわいいコがいるペットショップを見つけたので!)…瞬く間に売れてしまったようで(ワンコの幸せを思えば喜ばしいことではあるのですが…まるで興味も土地勘もないカメイドなる場所まで自分を出向かせてしまうなんて、犬とはなんと特別な生き物であることよ!!と前日胸を熱くしたばかりだったので、ショックは隠しきれんかった…)、はかなくもその企画は白紙に戻りー、
 突然ぽかんと空いた時間を埋めるべく…窓枠や風呂場を磨きだしたり、図書館で雑誌を10冊!!!とか見たあと、
 「『Tokyo TDC, Vol.21 - The Best in International Typography & Design』(DNPアートコミュニケーションズ)刊行記念トークイベント「大変、大変、大事変」出演:祖父江慎・大日本タイポ組合」へー!!!(なげえタイトルだナー)
 ナマ祖父江氏を見るのは初めての私。できれば前方の席をゲットしたかったのですけれども、この時間帯不運にも山手線が止まっておりまして、あえなく開演ギリギリの入場&後部座席着席ーで残念きわまりなかった。です。がー。
 たとえ距離があってもビンビン伝わるあの…あの…唯一無比のチャーミングさといったらどうでしょう!!!??? や、巨匠に一般人が滅相もない言い草ですけれども、ほんっとかわいい人なのよーーーーーーーーーーーー!!!!
 それも、こー、なんちゅうのー??? 愛らしさだけじゃなくて…「一流で、オトナで、なのにぜんぜん威張ってなくて天才肌でキラキラしてるー」みたいな方は割といると思うんだけど…氏の場合ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んと蓄積もあるっていうか俯瞰で見られるっていうか…
 その証拠に(?)この日、私がなにより感服したのは「そのアーカイブのものすごさに!!!!」だったんだからアー。
 とにかく、ちょう物知り!!!!!! 破れかぶれのジーニアスとか、アナーキーなアーティストも魅力的ですけど、私は祖父江さんの「学者みたいに教授みたいにいろいろ知ってて、でもダジャレも言うし、いっつもきゃっきゃしてるんじゃー☆☆☆」って感じにモロ!!!!やられてしまったんでした。
 デザインとか装丁とかフォントとか、グラフィック全体への愛が高じて大変な知恵袋になっちゃってえーって流れなんでしょうねえ、あれは!!!「んー忘れた!」てのも多いが、いますぐ出てこないってだけですから明らかに!!
 明治に流行った書体の話とか、とんち効かせた装丁とか、用紙を高いっていわれたらすぐ似た紙を思い浮かべられるとか…知識があってフレキシブルって、なんて、なんてかっこいいんだろーーーーーーーーーーッ!!!!(大声)
 そしてそして。個人的に一番キュンとしたのは、年鑑に使われた見返しの地券紙(豆知識つき!タメになるー)が、判の関係で紙取りに不都合で(紙取りとは…説明が大変なので印刷屋さんに聞いてみてー!としかいえませんが、それを念頭に置かないと実際必要な用紙の2倍とかの紙を用意しなければならなくなったりなどしてエコにも予算にも優しくなくなる要注意事項なのです!)がどうにも合わず、本文部分の20mm足らずにしちゃったのー☆オシャレとかじゃないのよー☆てところだったんですけどもー。(ブラボー!!!!!オリジナルな発想!!!!)
 それ(地券紙)しかり…別丁扉の寒冷紗という素材(?)…もー!!!!不勉強ながら私は知りませんでしたが、
 紙クロスはえらい高くてほぼ使用をタブー扱い(勤務先だけかもだが…)だってえのに、あんだけ布っぽくて(実際不織布に激似)安くて製本できる紙みたいなものも世の中にはあるのねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜とかアー(メモメモ)
 いいですよねー!!!最高ですよねー!!!そういう自由さ!!!!!あそこまでビッグになると「それもデザイン」に見えちゃうのもニクイ!!!!すってき〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!つってシビレまくりました。
 それからそれから。ひさしぶりに「ナール」(フォントの名称。一時期流行ったことがあったようないような)て単語を耳にして…前職場で上司に「まき。ちゃんの字はナールだからすぐわかる。犯罪とかできないよー」とか言われたのを思い出したりもしたっけナアー。しんみり…。
 てな具合で。押しに押して2時間ほどに膨れ上がったイベントでしたけれども、非常に楽しくて、瞬く間に終わった印象です!!!
 行ってよかったなアー。ああいう催しにさくっといける暮らしってほんとにシャーワセや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(郊外住宅地の安定ライフより私にとっては、ネ…たぶん…いや…わからないけど…)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
まきさんのブログに直接関係無くて恐縮ですが

「ローンをギリギリで組んで家を買う」に向けて正に熟考中のため、物凄く反応してしまいました。
希望と現実のバランスのアンマッチに悩みばかりの毎日です。

紅葉の美しい並木道のある郊外住宅地なんて憧れるばかりです。
ただ、暮らしたい場所やライフスタイルを考えるてるうちが楽しいのか知れません。

全くの駄文ですみません。
Dっち
2010/12/01 00:49
Dっちさん、おはようございます。駄文ではまったくないですよー。
どんな方にも伝えたいことですが、ここに関しては、読んでくださるだけで「あーりーがーとーうーごーざーいーまーすー」と演歌歌手のように口パクで深ぶかとお辞儀したいほどなので、ましてやコメントなんて!もー感謝感謝ですから。

ところで。住居購入。
職業とか職場とかご実家の状況や立場、既婚未婚…人によって千差万別なのでなんともいいようがない分野ですが、
ちょうお金持ちなら一生賃貸でもいいので別ですけども、Dっちさんの(私の知識の限りでの)環境だったら、私も買いたくなっちゃいますねー。
周りを見ても家族でローン組んでおうちを買う!!!!てなんか奥さんも気合いはいって楽しそうだし。
ただ、頭金はあればあるほどいいらしいので、今のうち(Dっちさんの場合貯金しやすいですよね?)に2年くらい鬼になって貯めてからってのもいいかもですね。ファイナンシャルなんとかじゃないので、テキトーですけど。
だって…2年たっても30歳になるかならないかでしょー…案外もうひとりかわいいお子さんが増えてるかもだし!
とにかく、その気になってみると不動産のチラシとか楽しくていいですよねー(溜息もつくけれど)悩んでください!思いっきり!

ちなみに、父の病院のあたりは「金ツマ」(わからんだろうなー)ぽすぎて、私には「映画とかドラマのセット」て感じでぼやーん…でしたけどね。あそこが生活の場って「奥さん!」としか…
その点、今住んでいるところはひとりも4人も老人もヤングもいっぱいいて、生きやすくていいです!一生住むとかはアレですけども。
まき。
2010/12/01 10:58

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地券紙、寒冷紗、ナール。 平坦に思えるほど緩い坂道を。/BIGLOBEウェブリブログ
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