平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS でしょでしょ、でしょでしょでしょー???

<<   作成日時 : 2013/02/28 12:01   >>

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 巷で話題沸騰!松田青子さん作『スタッキング可能』を読みました。おもしろかったー。新しい世界を見たネ!
 日本語で書かれたもの以外は差異にまったく気づけない…つーかそれ以前に内容もわからんのでダメダメなんだが、たとえば「若手女流作家」のさあ〜朝吹さんと金原さんと松田さんを並べてみたとして。
 「ぜんぶおもしろい!し、うまい!!!けど、ぜんぜん違う!!!」ってのは、1ページ読んだだけでわかるでしょ??? 同じ情景を描いていても。
 それを考えると。人それぞれKUFUすれば自由に操れるんだなアー文章ってやつは思っている以上に!ってあらためて感心しちゃうし、こーいうお楽しみを母国語でできるだけ味わいたいわ〜い!(他言語で…は私の場合不可能ですから)てな気持ちも新たに生まれますし!!!
 かつ!あくまで個人の好みで上記どの作家の文章を選ぶか??? つったらば。自分は(一冊読んだだけで僭越ですが)この松田さんに決定や!!!と〜そこまで思ったしだいです。つまり大好き!!!でしたの〜。
 …小説の話に戻りましょうか。
 表題作の『スタッキング可能』は、サラリーマン小説です。横にも縦にも取替え可能、性別も年齢も入れ替え可能な、同じビルで働くA田B田C田、あるいはA村B村C村、A川B川C川のお話。覆面匿名で重なり合う人々。章の始めがエレベータ表示になっており、階数も入れ替え可能!要はオフィスもデスクも部署もスタッキング可能!なのであります。
 これではなにがなにやらかもしれませんし、なんだか冷静沈着非道〜な印象をもたれそうですが、ディテール部分が!リアルだし細かいし!アルアルアル〜!!!むしろユーモラス!アイロニカルでスペイシー!(さらによくわかんない説明になってしまいサーセン…!)
 私は一般にいうオフィスレデーではないけども(ジャージで出勤してるし)(キャミの人もいるし)一応持ちビルで朝から晩まで労働する女なので、AもBもCももーすっごいわかる!!!
 お昼休みちょー真剣にお化粧直す人(達磨に目を書き込むよな渾身の力と意思でアイラインを引きなおすくだりとか秀逸すぎ!)もちゃんといるし、もーどーでもいい!ゆうて〜すっぴんにめがね、毎日モノトーンか紺、無印の店員か!な人だって確実にいる。(両者ともに悪人ではなく、仕事もできたりできなかったり。「ビジネスマンとしての価値」とは関係なんですよね〜そーゆうの) 彼女らが渾然一体となって勤労する場が「会社」だ、と。
 で。お互い死角すぎて相手に気づかないこともあれば、なにがしかの感情を抱きあうことももちろんあるわけで。見てるからサア〜女は!「汚いポーチの人」「イットバッグ(あだ名)」で他部署にまでばっちり伝わったりナ。
 そんな現実の「誰か」も考えてみればスタッキング可能!どこのビルにもオフィスにも存在するのですから。「両端にいる者は酷似している法則」だってホラ〜あるし…が、しかし!!!
 そうしたじゃっかん意地悪目線の幾多のエッセイみたいなのと本旨はまったく違うんですこの小説は!!!
 作者は大変なシネフィルらしいですけれども、この映画的…ともいえるラストときたら!他者の追随を許さないとはこのことだーッ!!!
 誇大妄想っぽいけど明るく笑い飛ばせず、荒唐無稽でありつつそーであっても不思議じゃない…みたいなー。超新星!そういう意味でも大型新人!つー終わりっぷりでした。おもしろかった!だけで済ませたいくらい〜。
 ほかに収録された『ウォータープルーフ嘘ばっかり!』も『もうすぐ結婚する女』も、それぞれ違う手法で書かれており、甲乙つけがたくフレッシュ!!!読んでる間中ウキウキでした〜。
 読書って楽しい!!!読み物にガツーンとやられたい!欲求もおかげさまでおおいに満たされたしだいです!

 さて。読んでる間ハラハラドキドキで、ガツーン!とやられることもあるエンターテインメントといえば!まんが!!!ですよねえー。
 みなさんすでに観てらっしゃるでしょうが(決めつけ)ドラマ『泣くな!はらちゃん』が私は今、好きで好きで〜!!!ひさしぶりに自分のうちにテレビがないことを悔いてますよ…(春には「あまちゃん」が始まるし!)
 この数回切ない度が増しているため辛さも相応ですが、あれがあれである以上避けてそこは通れない道!
 私は「ちょっとちょっとどういうことォ???」つって液晶画面にケリ入れたくなるドラマに本気でムカつきますけど、その「信用ならなさ」はフィクションの度合いじゃなくて「志のない<やっつけ>や<ご都合主義>」に対してなんです!!!それのひでえやつに憎悪の炎が燃え上がるわけ!!!
 まんがの中の人が現実に登場しようと、かえるがTシャツにくっついてどっこい生きてようと、犬猫が主人公としゃべろうと、「愛と必然と丁寧さ」があればOKなのヨー!!!
 てな具合ですから。はらちゃんの設定は大アリ!!!むしろ、最初3回ほど越前さんが「はらちゃんが自分の描いたまんがの人」であるのを信じなかった<しつこさ>とかホンモノだ!と思ったもんねえー。軽く流さないのグー!あのくらいの時間と状況証拠は必要っしょー。越前さんはもともと自分以外を信用しない人だったんだし。
 全般にいえることですが(ストーリーはぜんぜん違うけど)『すいか』同様、世の中捨てたモンじゃないけど甘くはまったくない!って描き方がすこぶるいいし、
 越前ママも言ってた「出た!はらちゃんの基本的質問!」のさア〜ホントーに私らはいつからそれがそういうものだって覚えたんだろうね〜っていうー。常識とされてる無数の事項を知らない人を一律にバカと決めつけていいのかね〜??? っていうー。そんないまさら考えさせらちゃう哲学部分もさることながら!
 やっぱり!!!なんちゅーても抜きん出て輝いてるのは「はらちゃんの越前さんを想う行動の数々」でしょう!
 現実世界を知るうち気持ちのままガンガン動くんじゃなく越前さんの立場や心情も推察するようになり…彼女と自分の決定的な「生きる場所の違い」も理解し、だんだん「好きな人に幸せになってもらうのに自分は…」って…
 はらちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!うわーーーーーーーーーん!!(こっちが泣くわ!)
 いまや「片思いもいいもんよ〜う」というゆりこさんのせりふが身にしみる事態に突入ですよ。
 両思いってなんだろう。両思いなのに会いたいときに会えなくて、結婚もできないなんて。片方はいつか死んでも残りは死なない。でも、残ったほうは「忘れられる」だけで死んでしまう…。
 今後の展開を考えると胸がきゅー!!!となりつつ、でも気になって気になって…今週末は実家にも帰れないし、うおー!!!となってる私なのでした!(でもドラマがなにもおもしろくないよりずーっと幸せ!!!!)(紹介してくれたTさん、ほんとにほんとにありが10匹!!!)

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