平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS おいしいものもおしゃれもすき〜(っても完全にかわいくない日記)

<<   作成日時 : 2013/04/05 15:16   >>

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 あー今年の桜はほんとに早かった!いきなり咲いて暴風雨とともに散ってしまいました…。
 花に命令はできませんが、これが4月第一週なら…子どもたちにとっては入学式の彩りとか〜オトナにだって新入社員と親睦を深める感じとか〜、ネ!お役立ちいろいろだったのに。年度末ギリギリじゃみなさん残業もあるし引越し最中の人もいるしで…てマでもそれが自然!自然の力なのだから!どうにもならないのだけども!
 ということで〜(?)今年も目黒川の桜を見にかたがた両親が急行15分、マイルームまで遊びにきたんでした。
 毎年来てるし今年は終わりかけだし、もう「花見」よりはうち来てパトロールしたのちお昼食べる!のがメインと化してはおりますが。
 当日はいわゆる花冷えってのか、咲き出したころは半袖で闊歩する人も大勢いたのに逆戻りの気温ヒトケタ小雨模様…!なんなのもぉ〜でしたけど、おかげ?で先週のクレイジーな人出のざっと50%オフ!!!いいほうに考えれば桜を拝み放題撮り放題!(天気が悪いので写りはアレとしても)どんな人生にも雨降りはあるさ…。
 つって。駅に着いたところで母から電話があり、川沿いで合流し「アンティーカ・トラットリーア・ノスタルジーカ」へ!!!
 前から行きたいなア〜と思っていたのです。ご近所グルメでググると上位に出てくるしぃ〜なんつったって食べログの星が4以上!!!ネットの奴隷じゃなくても「え!」って思うじゃないですかア〜???(すんごいほめてる人もいればけなしてる人もいるのも気になった) なもんで、これを機に!!!
 ランチ時なので全体にカジュアルでしたが、一人ひとりお皿とワインの説明を丁寧にしてくださりお店の印象はすこぶる上々!
 とにかく次から次へとお客さんがきては「今日は満席で…」と断られていたのが印象的で。予約って大事な!!!駅から近いとはとてもいえないよな場所まで歩いてきて(しかも住宅地でわかりづらい)挙句入店できなかったら…険悪になるべ〜!と余計な心配までしてしまいましたヨー。
 でもでもでも!お料理自体はさすが!!!割となんでもありがたがる人間の感想なのでアレですけれども、チーズ効きすぎとかネットに書かれてたけど自分はウエルカムだったしィ〜(だが確かに前菜にもパスタにもチーズたっぷりだったので…ダメな人は行かないほうがいいかも〜)
 前菜のサラダのルッコラも新鮮なのがまるわかり、自家製パンもなめらか系のおいしさ、パスタもいい按配、メインのお肉もやわらか〜&味つけもちょうど!!!ワインも上から下までそろってバカにされ感もなし!(一般人にはここ重要ポイントよねん)
 「おいしい〜」「また人が来た…」「なんだかんだいってみなさん豊かなことよのう」…みたいな会話をしながらエスプレッソまでいただき(私と母はほとんど飲めないので、ワインは気持ち程度)、
 マイルームにふたりを案内し、チャイとケーキ出しておしゃべりして〜。で、駅まで見送ったしだいで〜す!
 (なーんてぬるーく書いてますが、この日午前中の掃除のハードさったら!鉢巻レベルの奮起が必要であった。人が来ると部屋がきれいになるからいいっちゃいいけど「とにかく隠す!戦法」にしたってスペースがないとダメなわけだから、やっぱりモノは捨てる/持たないに越したことないなア〜!と、現実的な〆をば)

 そして翌日曜日は!!!
 ちょーう楽しみにしていた、山崎まどか先生の『映画のスタイルアイコン』講座へ!濃くておもしろかった〜。
 まどかさんを見るたび「知性」って人生を豊かにするな〜とやたら感心しちゃう私なんですけど、
 たとえば美しい女優が素敵なドレスを着て華麗なラブストーリーを演じればそれだけで人は「ぽわわ〜ん☆」となれますが、監督の、女優の、ドレスの、時代の、脚本の、原作の、縦糸横糸までを知ったうえで観られたら…さらに何万倍も魅力を感じられるし世界が広がりますよね。
 (私はそこまで到達してないけれど、こういう類の「成長」って多少なりとも年をとればどんな人だって自覚することだから「確信」でもある)
 アカデミックだけれども女性ならではの分析がきいたお話は毎回おもしろく、少し前に巷間をにぎわせた「女子がマニアになったらそれは男の影響(断言)」説は、完全に彼女タイプには当てはまりません。(恋愛の影響の大小などはあずかり知らないけれど、明らかに「ご自身が知りたくてどんどん吸収した結果」としか考えられない量と質と方向性なので)
 乙友が「まどかさんはいつもきれいにしてる!」とずいぶん昔から言ってたけれど、そうなの!頭でっかちじゃなくて「素敵な女の人だな〜」のまま!脅威の知識量!てのがすばらしいんです!同調圧力とか誰かの目を意識してとかじゃなくて、自分が観たい映画を観て、聴きたい音楽を聴き、本を読んで、洋服を着る感じがたまらないんだな〜。
 …ってあたりを枕詞として。今回まどかさんがスタイルアイコンの定義として挙げたのが、以下のとおりでした。
 ●独自 ●再生可能 ●映画の内容と結びついている ●主人公と結びついている ●実際に流行した
 はっはア〜なるほど〜!!!さすがうまいこと言う!!!
 ファッション誌として映画が機能してるわけじゃない。女優はモデルではない。ハイブランド目白押しで目を肥やすってんでもない。その人にしかできない役と着こなし。なのに!普通の女の子が憧れ真似したくなる…!!!(現実に大挙して真似られた)
 このテの存在で誰もが思いつく、オードリィ・ヘプバーン。の代表ルック…っても膨大にありますけど(私はパリの恋人の本屋で働いてるときのファッションが好き!オトナになってからならシャレードすべて!)サブリナパンツにフラットシューズ。あれは本人の見立てなんですって!もっといえばパリから帰ってきてぼっちゃんのパーティに輝きにあふれて登場するシーンのジバンシーのドレスも!!なんて優れた審美眼!自分を知ってる!
 で、あの靴はフェラガモだったそうなんですが、マリリン・モンローもフェラガモ好きで…でもマリリンはハイヒールばかりだし、とくに彼女のファッションを真似する女性はいなかったと。(彼女は存在そのものが魅力の女優だからねえ)
 いいかえれば、「モノに惹かれた」のではない。つまり、女優の「着こなし力と選択眼」を見抜く能力も「女の子たち」が持ってた、ということです。
 そして、オードリィみたいに細く背が高く足が長くなくても、ミアファローみたいに華奢じゃなくても、リトルブラックドレスを着たい!ベリーショートにしたい!つってガールズが飛びついたっていうー。
 と。そこまではともかく。(知ってる人は知ってることだし)
 このたびの講義で特筆すべきは男優編!と、監督編!でした。(ここからがまどかさんならでは!!!)
 私は男性のオシャレについて「(サイズ感が大事とか色目がキレイなほうがイイヨネー程度はあるが)最低限、清潔でダサくなければよい」という乱暴で無知な意見しかないので(ひどいのはわかってます!女の人に「かわいくしてればいい」ってのと同等だもんネー。だからよっぽど親しくないとダメ出ししないし、幸いすごいヘンなカッコの人と近しくなったこともない)、
 映画のそれで心に残っているのば『シングルマン』や『炎のランナー』(これのスタイリストの一連の仕事も教えていただいたので!後追いせねば〜)とか、ちょっと外れるけど『ストレンジャー・ザンパラダイス』(やられた!!!あの年頃に観たのがでかかったわ…しばらくカッコも影響受けてたナアー)くらいの…要はズブの素人なんですよ。
 ゆえに。男優も「おしゃれ映画に出る人がおしゃれ」と思い込んでおりましたが、そうではないんだね!!!
 当日まどかさんが大プッシュしてたのがスティーブ・マクイーンだったんですけど、
 この名前聞いて…ほとんどの人は「男が好きな映画に出てくるイメージ〜」「西部劇じゃん?」てな反応でしょー??? 大脱走〜な。
 そ・れ・が!!!この日見た数シーンと雑誌から引用したポートレイトだけでも。イイ!!!わかる!今見てもあせない…ちゅーか、まんまこれでいきなされ2013年の男性たち!!!てなファッションなんですよ〜彼ったら!
 自分は普段の格好はアレですけど(好き勝手)今も表参道のラルフローレンをチェックするし、ミスターローレンの世界は大好き!!というか、仕立てのいいシャツにカーディガン、デニムにデザートブーツみたいなのを年齢に関係なく嫌いな女性はいないと思います。(同性目線でもヤじゃなかろうよ〜)
 それを〜さらっとこなしてサア〜現代の色男ダニエル・クレイグまで007でそっくりなカッコしてんねんでーッ!!やるな〜マクィーン!!!(お前がいうな)
 あとあとー!監督については。
 女優やスターの私服や私生活が瞬時に地球全土の白日の下にさらされだしてはや10年以上…映画の世界観がどうの、ブランドとの相互効果がどうの、衣装の力がどうのではまったく歯が立たない部分が大いにある現在、
 「映画のスタイルアイコン」は監督本人になってるのではないか??? というお話で。
 その例を聞いて納得しない人は皆無でしょう。なんつったって、ソフィア・コッポラとウェス・アンダーソンですから!!!うなづけすぎ〜!!!
 ソフィアの映画は毎回観ているもののその年ベスト級にはならない感じですが(自分比)心に残るシーンは必ずあって、
 ずばり!「ヒロインがはかなく美しくそしてまぶしいほどおしゃれ」に映ってる箇所、なんですよね。みなさんそうでしょうけれども〜!(たとえば『ヴァージンスーサイズ』のキルスティン・ダンスト、『Somewhere』のエル・ファニング…思い出すだけで胸が!!!)
 それって女優本人の輝きがもちろん大きいんですが「その人をそこに置く。その服を着せて。このタイミング、この光で」っていうー!!!
 そのテの能力においてソフィアはやはり群を抜いてるとしてるとしかいえない。そして映画自体がアイコン化していく、と…!!!わかるわ〜!っていうか、自身がばっちり体感してきてるもの〜!!!
 んでもって〜。 ウェス!!!このオシャレ野郎がー!!!の、あいつ!!!
 言わずもがな!彼の映画を観て、美意識の異様な高さとスクリーン隅々までキマりまくった完璧さ、かつ独特のユーモアあふれた「優雅なハイセンスぶり」に気づかない人はいません。
 内容はけっこうシビアだったりエグかったりするけど言ってることは間違ってないし、私にとって「はずれなし!」の大好きな監督!!!
 講義のときにもささっと『ムーンライズ・キングダム』のシーンが映されたのですが、もーそれだけで「かわいい!おしゃれ!なんてこと!」って空気が流れたしぃ〜(もう一回観たくなった)
 なによりあなた!!!(マニアはご存知かもしれないが)ウェスは現場で白いかっちょいーいスーツでびしっときめて!カメラ持って動いてるんですよ!あのヘアスタイルで!なかにはもちろんカラフルなシャツ着て!!!
 にくい!!!なにその世界づくりのパーフェクトさと己の映画への愛情の量!!!(そのまま登場してもおかしくない様子なんだもーん。ピッ!と横向いたり、直線に動いたり!)
 …ハア〜そうかそうかそうか!映画って観るだけでもおもしろいものはおもしろいけど、背景知ったり突っ込んで考えるとマジ楽しいな!!!あとおしゃれってやっぱりメッセージだな!!!(受信発信どちらの意味でも)
 ってー。大納得して帰宅した私でした。大満足!またああいう講座があったら行きたいナリ〜!!!!(ナリ〜とかおしゃれな人はいわない)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
パリの恋人の本屋の服装! 中学の時に映画で観て、一発でやられました。
素敵すぎてしばらく、オードリーの映画ばかり観てたくらい。。
後、エルファニングがまぶしかったですね。 ちょっと違う意味から知れませんが、胸にぐっと来ます。  
Dっち
2013/04/05 23:00
さすが!お目が高い!
本屋のカッコ、かわいいですよねー。それじゃ話にならないですけど、改造しなくてもあのままでお客さんの誰か紳士に見初められたと思うもの〜。
あと、エルファニング。可愛い!ってより貴いとか眩しくて手が届かない感じがしましたよね。あの年頃にしかない輝き…。娘さんのいる人には一層考えるものがあるでしょうし。
キルスティンダンストに関しては、見た目私全く興味ないんですけど、ヴァージンスーサイズのときはすごい存在感だったな、と。
ロリコンではないですが、女の子には確実にそのときしかない魅力があって、そういうのを見事に切り取れた映画はそれだけで価値がありますよね。
まき。
2013/04/07 11:33
女の子のその時にしかない魅力。ってのはすごく分かります。たまにそれで、自分をロリコンじゃないかって疑うことも。。 ユリイカの宮崎あおい、都会のアリスの女の子とか、 思い出せませんが、他に衝撃的な映画があった気がする。
Dっち
2013/04/08 23:13
そうそう、ただ若けりゃいいとかじゃなく(実際若いときより40歳くらいになってからのほうがきれいだなーと思う人もいる)「奇跡の瞬間」(時間にして半年から1年ほどなんでしょうが)が少女時代にある特別かわいい子がいて、
今でも充分若かったりかわいかったり、いやむしろきれいになったりしてても「あのときのあの輝きは!!!」っていう〜お話なんですよねー。
映画においてそれは顕著な気がします。なんにせよ「光(いろいろな意味を含めて)を残せる」ってすばらしいゲージュツだわ〜(誰)
まき。
2013/04/09 11:14

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