平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS ぼくらを待っていたものは。

<<   作成日時 : 2014/12/12 15:17   >>

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 12/5(金)
 レイトショーの『超LIFE!』を観てきました。シネクイントにて。最終日。
 よかった〜!当然、あのうきうきをもう一度!つう期待パンッパンで出かけてきたんですけど、
 奇跡のアルバムはイキオイだけじゃなく緻密に推敲に推敲を重ねてできたものだった!こと。それにともなうライブもイキオイだけじゃなく綿密に直して直して挑戦してできあがったものだった!こと。(ぐんぐん完成度が高くなってくさまよ…!っても荒削りの少人数のライブハウスバージョンの手探りさにもぐっときちゃうけど!)て、そこらへんにあらためて気づけた点がとくに。
 20年前出たアルバムですから、当時小沢くんは20代中盤、よくもマアあんなすげえもんを…天才!神の子!とこれまで何度もふるえてきた我々ですが、
 ほとばしる才能と瞬発力のみに頼ったカキーン!ホームラン!ではなく(や、そういう部分ももちろんありありなんですけど)異常な熱量で、すごい(キャリアも年齢も上の)ひとたちに臆せずダメだしし、自分に対してもちょ〜う厳しく納得いくまで練りに練って、歯を食いしばってぎりぎりまで考え幾度も入れ替えてやり直して作ったやつだったと!だからこそのあれだったかと!一生懸命ってすばらし〜い!!!(ふつうの感想)
 と、同時に。アルバムがでたあとの「世界」の大興奮ぶりも思い出され…激しく、じ〜ん! (『LIFE』以前と以降では世界の見え方が変わったんで。当時何万もそういうひとがいたんだからア〜実際問題)
 お客は往年のファンばかりかと思えば若いひともけっこういたんですが、当時からだけど性差なんだろうか…男子がすげえ語ってるのがじゃっかんうざかったかな〜と。(主に連れの女子に向けてなんだけどさ)(聞こえるからよ)分析ってゆうか薀蓄っていうか、モトネタとか詞がどうのとか。
 べつに悪いことじゃないし、ヒントを大盤振る舞いで撒き散らすのが王子のやりかただから食いついて当然でもあるんだけど(それきっかけで視野がぐんと広がったひとも多いわけだし)なんちゅうか、男の人ってこうなんだなア〜20世紀も21世紀も、と原型を見る思いでした。
 あれからネットつうかSNSが発達して「女の子がコアな趣味や知識をもつときは男の影響」て定義が流布し、マアそういうこともあるしそうでないときもあるし、自身は言説そのものに激しくキー!とはなりませんでしたが、
 「そいつが本当だったら。つかそれしかなかったら。<バカな男>が最下層になるじゃ〜ん。自分の首絞めてね???」と当初から考えてたもので。大喜びで拡散する男性こそほぼそこの住民だろうにって〜(「バカな女」はかわいいことになってて言説によると男からなにやら教えてもらえるらしいけど、バカな男は誰にも相手にされないんだからよ)
 て。ンなことをごちゃごちゃいってるお前!てか俺!いかんいかん!!!
 グダグダな考えを捨て〜自分が好きなものは好き!それだけでいいの!他人の足をひっぱらんでもニヒルに笑わんでも、未来は輝き今はこんなにハッピーなのだ!てのを〜教えてくれたのが〜『LIFE』だったんじゃない!
 (気を取り直して) 映画はほんと楽しくしゃれてぎゅっと詰まってて、制作に携わったひとたちがみなこのアルバムに関われたことを喜び、いまだ誇りにし、お気に入りの曲を聴き続ける様子がヨイショゼロで刻まれており、ニコニコでした!(個人的にはミキサーやストリングス担当のかたの話が好きだった。職人といわれるひとたちの破顔一笑…。きゅん!)
 ライブ時の小沢くんのいっちゃってる目つきもよかったナア〜。あんな、定規に一ミリ一ミリしるしつけていくよな目をして「爆音でスケートリンクなんちゃら」みたいなことを大ホールで歌ってたのネ〜。
 でもでも。生きるってそういうことで、それを忘れちゃだめだった!!!
 あのあと。「未曾有」の、思いもよらない不運が東京や日本を襲い、天災と人災とで事態はひどくなるばかり。いまや15歳の子に「ライフイズカミンバック!」とかいっても気のふれたひと扱いされるか、運が悪ければ突きとばされるっつう状況で。(てか、そんなのんきなこと誰にも口にできないわい…)
 ワシら幸せだったんだなア〜としみじみ思ってしまうけれども、聴けばわかるとおり、このアルバムは幸福な瞬間ばかりを描いてはおらず、別れも終わりも世代交代も丸ごと入ってて、
 すべてのひとがすべてのひとの幸せを祈るよう、祈っていられるよう…。って今も断然通じることを全力で伝えてるんですから!
 まさにライフ!!!できれば若い子にも聴いてもらいたいし、金満オヤジにも聴いてもらいたい!!!
 おとなのすべきことは「この道しかない!」なんつう卑劣な脅迫じゃなく、いっぱいあるけどどれにしよう??? てワクワク悩ましい未来を並べることだべ!!!そこ思い出さないとッ!!!
 (なんちて。現実はそんな言い草が絵空事に感じられる師走の金曜夜だったけども。公園通り、まったく輝いてないのナア〜今。クリスマス前だってのに…)

 12/6(土)
 ユーロスペースへ「映画とCMの『境目/さかいめ』にある未来」というイベントを見に。連日渋谷や!
 知ったようなこと書いてますけど、週の半ばによさそうな映画あるかしらア〜とか調べてて偶然みつけたのです。んで。こ、れ、は!と。
 登壇される錚々たる監督陣のひとり吉田大八氏は、去年「桐島」で私の心を完全に持っていったひと!そして、その台風の余波により出演したタマフルで、落ち着きながらもおもしろさとやんちゃを感じさせるトークがきらめいていたひと!
 ご当人を見てじかにお話を聞きた〜い!つってとっさにウェブで前売ゲトってよかった!翌日には完売の運びとなっていたので。そりゃねえ〜。
 長編と短編映画の鑑賞プラストークイベントというスタイルで、長編が「腑抜けども〜」だったのですが、これがまたおもしろくってサア!!!(いまごろ) もっとグロいやつを想像してたんだけど〜てか充分グロかったけど〜おもしろが圧勝してたんでまったくもってヨシ!
 血しぶきが飛び死人は出るが、要所要所でクスッ。永作さんもサトエリもきれ〜いに撮られてるわけじゃないのに(くわえてどっちも完全に頭おかしいのに!)たいへん魅力的に映っていて、盛りすぎなんだけどうざくなく、すっと入ってくるおさまりのよさ!
 異様に凝った映像なれど「ああ、映画だなア〜」て印象がぐっと強く。最初からこんなのが撮れるなんて、やっぱりCM制作時代みがかれた「やりたいことをやるが、クライアントと代理店の及第点も同時に取る」絶妙な落としどころ感覚がものをいうのでしょうか。
 トークイベントでの監督は物腰やわらかながら切れ者ぶりが伝わる「ザ・上司にしたい!!!ひと」で。こんな素敵な見た目ながら(やせててハゲてなくて眼鏡にカーディガンだぜ?)理路整然と押しつけがましくなくおもしろいこという男性…身の回りにいないわよぜんぜん!!!
 (俳優やスタッフもやりやすいだろうな〜とか思っちゃった。聞き手の樋口尚文さんに「結婚は結局何回?」なんつってさくっと聞いちゃうチャーミングさを見るにつけ〜)
 広告が元気だったころの広告畑のひとっていいですよねえ〜。彼らが新卒のころは広告業界に才気走ったやんちゃなひとたちがさぞかし集ったんでしょうナア!(現在ちょっと山っ気のある才能にあふれた若者がどこをめざしてんのかはまったくわかりませんが)(調べる気もないし)
 とにかく!楽しい催しでした。吉田監督、次回作にも(またまた「やらなさそうなやつ」をやるそうなので)期待してま〜す! てとこで おしま〜い。

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