平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 入院の思い出 その1.

<<   作成日時 : 2015/05/18 16:38   >>

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 退院して早1週間。
 よろよろながら働きだした今日このごろだけれども、3週間寝たきりの体に徒歩や労働や日差しはとてもつらい。きつい。筋力ってこんなに簡単に落ちるんだナア〜(ぼんやり)

 といったところで。覚えてないでしょうねえ〜世の人々はGW前のことなぞ。しかし、私には忘れがたい日になってしまった、2015年4月23日。朝のこと。
 数日前からあばらにピシッと走るような痛みを感じ、前日は激しい悪寒までしてたので、ア〜発熱や〜やっちまったア〜な気分で体温計をはさんでみましたら、なんと39度4分を記録!
 これは…。どっと嫌気がさすも放っておくわけにいかないレベルの高熱、勤務先に休む旨を告げ、いきつけの内科を予約し(「9度5分って…だいじょうぶですか…」と受付嬢の声もひきぎみ)早速参りますってえと、
 いつもの先生はおらず、代わりの先生が「高温と胸が痛い点」に激しく反応し(医学素人はこのとき「時期ハズレのインフルだったらいやだなア〜GW前に治るかなア〜」なんつうのんきなことを考えていた)「インフルの検査も念のためしますが…」つって〜レントゲンを撮り〜それ見てすかさず、
 「至急総合病院で診察を受けることをお奨めします。入院の可能性もあるんですが…中目黒と恵比寿のどちらが都合いいですか?」なんぞとおっしゃる!!!
 え…9度以上の発熱でようやくたどりついた町医者で、いきなり、なに??? 入院???
 呆然としながら実家は東横沿線なので「中目黒…でしょうか…」と答えると、「では紹介状を書きますね」と冷静にさくさく。本人をすっ飛ばして話は進み、総合病院(しょっちゅう脇を通るけど入ったことはない)の呼吸器内科に1時過ぎにいけとの指令が出ました。
 (なにがどうなってるの…私の体はいま…) もろもろ受け入れがたかったけれども、確かに自分は病人で高熱に苦しんでもいる。駅前でドーナツ食べてタクシーを拾い大病院に移動し、
 総合受付で紹介状を見せると、高熱用のソファに座らされ〜座らされつつも〜「問診表」みたいなやつを渡され〜この日一回目の「独居」を記載することに。
 独居。独居独居独居!!!「独居」が大病の際、どんだけ不利か、みなさんご存知ですか???
 前回までは(入院複数回ライフなもんで)親と住んでたり学生だったりしたためまったく気づきませんでしたが、病院はひとり暮らしにめ〜ちゃくちゃ冷たいの!!!
 支払いとか死んだときのこととかいろいろ用心してんだろうけど〜独居っていってんじゃん!だからお昼から!とない体力を振り絞って叫びたくなるほど、独居に○〜保証人の名前〜住所(しかも2名以上とか)〜連絡先〜を繰り返し記入させられるんです。
 これサア〜親が健在なときはいいけど10年後どうすりゃいいの??? 弟に迷惑かけたくないんだけど!てか本人が成人してて税金払って意識だってばりばりあるのになぜ???
 「独居は社会に招かれざる行為」てか!!!ネエ〜だからいったでしょ??? 結婚してやっとひとは一人前なの!と脅迫されるがごとし。
 泣くわア〜泣いたわア〜ストレッチャーで「救急処置室」みたいなところに運ばれるかたわら弟のケータイの番号を書き写すつらさ…。
 理不尽と高熱に震えて待つこと1時間以上。内科の外来にやっと通されましたら…あら〜きれいな先生!!!
 美人はすごい。どんな状況でも認識され、かつ、ちょっとありがたいのです。じゃっかんアガって入室するも、血液検査とレントゲンを経て、その美女から厳しい宣告が。
 「右肺に400cc近く水がたまってますね。発熱の理由はこれ。原因は詳しく調べますが、帰宅はさせられません。本日すべて抜き取って検査と並行して入院か、少し取って検査の結果とともに明日から入院か…」つってえ〜〜〜〜〜〜〜〜「どっちにしても入院」!!!
 期間は? とおそるおそるきくと「2〜3週間かしら。通院での治療は無理です」。ひい〜〜〜〜〜〜なんちゅう!!
 止血のガーゼを押さえつつ意識朦朧で母に(いっぱい着信があったから)電話すると「すぐ入院しなさい!!!明日いくから!!!」…まあ親ならそうだよねエ〜。
 どうせ入院しなきゃなんないんだし〜ジタバタしても〜てんで、よぼよぼ手続き(これまた独居のせいで手間がかかる)を済ませ(入退院窓口などいけない身なので看護師さんに代理で出してもらったんだケド)、
 ストレッチャーに乗って(「かわいいかっこしちゃって〜おしゃれさんね☆」といわれながら)救急患者ぽく病棟へと。7階。4ベッドの大部屋でした。
 パジャマはレンタルにしますか? (めんどくさいから…「お願いします」) 「自由食」扱いだけれど食事は病棟の常食でいいですか? (めんどくさいから…「お願いします」)てなやりとりをしたのち、胸の水をとりに美人女医再び参上〜!!!
 なんなん!!今日一日でどんだけ針刺して線量くらうん!!とキレる元気などむろんとうになく、
 おとなしく麻酔を打たれ、ぶっとい(コントみたいな)注射器によって次から次へとあばら骨経由で吸い出される水を眺める私。
 いつの間にそんなにたまってたのか? そんなに片肺に入るものなのか?(否、入らないからこそ肺を圧迫し、いずれ死に至るのだ)
 この「胸水」ってやつ、健康なひとには「一滴も」!ないそうで。そんなもんが380ccくらいたまるって!!
 「痛かったでしょ〜う?? 救急車呼ぶひともいるのよ〜水がたまるとき」とか「男の人のほうが泣き叫ぶのよね〜」と美女の口から平然と出る(知らなかった、知る気もなかった)言葉の数々。
 そういえばさきほどの緊急処置室でも大騒ぎしてるのはいい年した男ばかりだったっけ…(「痛いイタイイタイ!!!」「早く診てくれ!!!」「どれだけ待たせるんだ!!!帰るぞ!!!」などなど。帰れ帰れ〜。看護師さんも辛抱強く相手にしてえらいわ〜とあきれました)
 だがしかし、だからって通常モードでの「これだから男って」みたいな気持ちにも到底なれず。
 引き続き点滴をされ、熱は下がらぬまま(朝には想像もしなかった)病院での夜が訪れたのです…(そして、悲劇はこれで終わらない!つうなア〜)

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