平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 退院後の思い出。

<<   作成日時 : 2015/06/04 15:06   >>

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 しばらくはめっきり筋力がおとろえ体力もなくなっていたため、なにをするのも休み休み。スーパーにいくだけで、部屋の掃除をするだけで、3倍の時間がかかって疲れきり、こんなんでいずれ社会生活をまともに送れるようになるのかたいそう不安だったけれど、
 なにしろ自宅はいい!静かで!プライバシーが守られて!辛酸をなめつくすと「日常が戻ってきた(日常の行動がろくにできなくても)」だけでパアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!でした。
 獄中からしたかった「ギリギリ最後、いけるだけルビッチ特集にかけこむ!」と「ぼさぼさの髪を切る!」も早速実行!(現世に戻るにあたり、ここらへんを最優先するところに人柄がしのばれますね…)
 ヴェーラは私がいようがいまいがまったく変わらず(がんばって4本観た。タクシーでいったの初めて〜)ルビッチも当たり前だが何十年も前からのユーモアと優雅さにあふれており、
 「こういう暮らしが本物なのだ!生きるって!」(「ルビッチの映画のような暮らし」ではなく「好きな映画を見にいける暮らし」が、ネ〜)と喜びにうちふるえ、
 ヘアサロンではみなさん心配してくださってて心苦しかったですが、キレイに髪を整えられるとそれだけで多少胸はって街に出られとても助かるなど。
 退院後数日で職場復帰が決まり、そんな急に働ける自信はまるでなかったのですれども、
 入院が延びた以上、いたずらにずるずるするのもご迷惑をおかけするばかり(何百回書いたわからん文句)…締め切りを設けて出社するしかナイ!!!と腹をくくってえ〜!
 以降マアこれこのとおり勤務を続けていられるわけですが…(思ってたよりずっと周囲がやさしく泣きそうだった。てっきり「体調管理も仕事のうちでしょ!大変だったんだからア」なムードかと思いきや…ありがたいのう〜)
 ぶっちゃけヨレヨレはヨレヨレ。最初の週は駅までも歩けず、バスやタクシーで移動しておったのです。

 てな折の、5/17(日)。
 ず〜っと以前から予定してた(入院するなど夢にも思ってなかった予約時の無邪気な私よ…)解体秒読みのホテルオークラへ!歴代各国首脳も舌鼓をうったというフレンチトーストを食べにみぞぐちさんと出かけてきたのです!
 (近くて驚いた。歩けるとかじゃないが、まさか駅三つ四つとは。このままファッキン9時始業が続くならばギロッポンの会社に移ったほうがいいのではないか。あのへんの外資オーエルと話があうわけないけども)
 オークラは(いわずもがな)ちょうかっこよく!!雑誌などでとりあげられる世界に誇るグッドルッキンに加え、
 「本館」「女性用化粧室」みたいなパネルのフォントも素材もすべていかしてて、ショッピングモールにHANAE MORIがぴったり!(逆にドリスやマルニは絶対ない) シビれるゥ〜。
 商用で〜とか、生まれたときから家族で年に数回は〜とかいいたいタイプのホテルです。クリスマスやプロポーズに勝負!つう感じじゃないんじゃないかしらん???(て、縁のないやつにいわれたかないだろうが)
 あの!あの!ちょう有名なロビーの折り紙のぼんぼりみたいな照明のぶら下がった空間を肉眼で見たときにゃ、オオオオオオオ〜という声が自然に…!!!
 ご予約はお済みですか? なんつってエスコートされ〜オーキッドルームにゆき〜(ここも例の照明でアガる!)窓側のテーブルでいただいたフレンチトーストは「これぞ伝統の味!」。
 もっとおいしいフレンチトーストは世に存在しましょうが、深みが違う!添えられたフルーツも完璧なビジュアルとおいしさで、コーヒーも絶え間なくついでくださるなどなど、
 満点です!!!4000円近く払ったけれど、お安いのではなかろうか〜ペラペラのカットソーとかに比べても〜(モノより思い出!もあるけど、こういった体験こそがひとに効果を与えると思うからサア)

 てなわけで。
 「やはり<現実>を好きになるには楽しみが不可欠で、そいつが治療の意欲にもつながる!」と確信し。
 次の日曜5/24には調子に乗ってTさんを誘いマッターホーンへ!!
 (「モカソフト始めました情報」によだれをたらさんばかりだったのら〜)(しかも退院祝いつってTさんがご馳走してくれたの〜ありがとありがと〜)
 いいないいな〜いつ来てもマッターホーンは安定の居心地のよさとおいしさを用意してくれるゥ♪
 この日はちょっとむかつく女性に遭遇し序盤不穏でしたけども、モカソフトが姿を現しTさんに入院こぼれ話をあれこれ聞いてもらってるうち、ンなことはすっかり忘れられ!
 むろんおいしいうえ量もばっちりの、にくいやつ☆(オークラのフレンチトーストもですが、分量まで気が利いてる!)ぺろりとたいらげ〜お土産まで買い退散〜。のち、コロラドでおしゃべりしつくして帰ってきたしだい。
 「元気そうでよかった…!」といわれ、へへへ。たしかに入院期間に比べればだいぶ上昇したし(とはいえその前に比べるとまだまだだが)とにもかくにも衰えぬ食欲!に我ながら救われております。
 (体重計を持ってないため正確にはわからんが)入院時、身長体重を計らされたとき想定内だった数字からずいぶん減って(いくら運動しないつっても〜「あの食事」で間食せず〜眠れなかったらサア〜。毎日のシャワーで自分の体が痩せすぎて気持ち悪かったし)
 美人女医にも退院時「身長が高くなくても40キロはあったほうがいい。今は特に免疫力がない時期だし」と注意されたのをいいことに、
 カレー、とんかつ(これらは入院メニューに前後2ヶ月顔を出さなかった「どうやら体に悪い献立」…だがしかし私の二大好物であり!早くシャバに出てかっくらいたかったのだア〜!)てんぷら、焼き鳥、から揚げ、甘いものetc.をバクバク食べちゃってて、
 「げっそりしてたときより洋服が似合う」のがほんとにうれし〜い!
 退院して割とすぐお気に入りの古着屋にいったらすべていまいちで「せっかく社会復帰したのに、なにも欲しくないなんて…物欲も健康からなのかしら…」と不満だったけれど、
 次に訪れたとき「顔色よくなりましたねえ〜」と店員さんにいわれたのみならず!服が合う!やせればいいってもんじゃないんだよ!まじでまじで!
 外来でも美人女医に「来るたび華やかになるわネ〜」な〜んて褒められちゃったりして!アレルギー反応ですぐかゆくなっちゃうからお化粧してないし(もともとだが)いいたかないが元来相当さっぱり顔なのに!
 やはりやはり、食物の力は偉大ナリ〜!!(ていねいな暮らしとは違った方向に)

 そんなこんなで、
 ゆるやかだけれども確実に、ふつうの日々を取り戻している私。食べたいものを食べ、いきたいところにいける幸せ…プライスレス!

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