平坦に思えるほど緩い坂道を。

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<<   作成日時 : 2015/09/10 10:48   >>

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 続く長雨、おまけに台風、最悪の政権が次々もたらす絶望感…。
 (ヒールってもっとかっこよく賢いもんだと思うので「悪政」よばわりにも抵抗あるのですが)
 ハア〜ますます長生きしたくなくなってきたわ〜。なぜこんな政府に屈したのかと未来人に問われたら、いったいどう答えれば。納得も支持も一瞬たりとてしてないのに…!!民主主義ってなんだ、これが???

 9/5(土)
 8時半厳守の検査からスタート。ハートが弱く緊張で5時半に目覚めてしまいました。
 違う臓器のため入院したところとは棟が別でしたが、レントゲンなどは通いなれたじめっとした最古の建物。なつかしかったです。連日8時ちょっと前(すぎると外来患者がどっと訪れる)にきて、いわれるまま息吸ったりとめたり寝転んだりしていた私…。
 痛くて心が折れたのと、どうでもいいカッコ(着脱しやすさ重視)がいやだったのでいったん帰宅(近いって便利。引っ越さないかぎり次入院するのもここだナ)しばらく不貞寝し着替え、再出発〜。
 検査後は自分を甘やかすことに決めておりますから、この日は岩茶房へ。クレアの東京ひとりガイド特集で(いつの話だ…でもあれ神回だったよネ〜)気に留めながらいってなかったところ。アカマルの先。
 いいお店でした!本気なのはいわずもがな(日中交流協会がやってるから日仏でフレンチみたいなノリ)お手ごろかつ丁寧(テイクアウトの肉まんを蒸すか冷凍かだけでなく、いつから蒸しだすかまで聞いてくださった)なによりおいしい!
 料理上手な奥さんのいる家庭にお呼ばれしたよう。非常に気に入りました。(隠れ家じゃなくただの一軒家だし)水餃子と中華粥のセット。お持ち帰りで肉まん!(饅頭とくにおすすめです!)
 今度は本腰いれてお茶(日本でいう人間国宝が煎じているらしく、メニューのなかで抜きん出て高値)飲みにこよ〜っと!とうきうきしてたら、奥のグループが撮影許可を取ってて、
 来週は80年代最後のアイドル、元ウィンクの相田翔子さんがくるそうです!迷う前提で。迷うよ〜迷うわ〜彼女なら絶対。住宅街だし看板も目立たないし。いい絵が撮れる予感しかない。
 飲食店が美味なのはそれだけで合格!満足のち、渋谷に移動〜。シネマヴェーラ「映画史上の傑作13」へ。『けだもの組合』と『三つ数えろ』の二本です。後者見たさに。
 前者はマルクス兄弟の類稀な身体能力(なにみても同じなのに毎度感心する。とくにハーポ!)と達者な喜劇芸人ぶりをさらっと楽しみ、いよいよボギー!
 トレンチコートとハット。映画でつっこまれてたように身長も高くなく、顔も大きいハンフリー・ボガード。そして、ローレン・バコール!!!ため息出るわ…。
 いにしえの女優から時代も人種もはるか遠い自分が学ぶのは、こんなひといまはいないのに古びてない、通用する、どころか現代の女優を圧倒する「美しさ」。端々まで異様にきれい!ミステリアスさがそれを増幅させる!
 最近「女はやっぱ寡黙に限るナ〜」て事案が実生活で多発してるんですけど、友達とランチしておしゃべりとかならまだしも、いい年して日がな口数多いひとってだいたいきれいじゃない。
 舟歌みたいですみませんが、やはぎ(女性に関してはものすご〜く信頼しているのだ彼を)もいってたようにィ〜「口の軽い女」は色っぽくない!フェミニズム的に〜とか真に色気が本人の得か〜てあたりはともかく、魅力は確実に減る!
 それを証明するがごとし。ここでのローレン・バコールは美しいだけでなく、なかなか口を割りません。腹も肌もみせない。インスタもやらないし、すっぴんも出さない。最高ッ!!!
 ストーリー展開が至極わかりづらいのにくわえ(人間関係がつかみにくい。自己紹介がてら登場〜とかしないので名前も覚えられない。きびしい)かなりの圧縮度で、
 ついてくのが不可能だったため謎解きの爽快さがなく残念でしたが(もろもろ強引すぎるんだよ〜こんなんふつう死ぬし〜)そゆとこ突くのはヤボ!!!
 優雅で洗練された大人の作法を目で味わうのが肝要かと!(車、酒、たばこ、銃、賭博…て板につかない単語を羅列するときの着地わるさよ。透けてみえるワ〜)その点、時間と費用をあてて余りある作品でした。

 9/6(日)
 優雅ついでにメゾンエルメスで恒例の。今月の映画は『追い越し野郎』です!
 イタリアもの。追い越して追い越して追い越すのみ!ずっと追い越し車線を走るんだから〜ランチアが!
 車大好き、運転が得意で女ったらしのブルノ。いく先々でひとの心を不思議とつかみ大騒ぎするのだけれど、
 このひと、雄弁でオーバーアクションのわりに活気があるとはちょっと違う。影があり、常に死を感じさせるのです。
 比べて。巻き込まれるかたちでドライブの友となったロベルトは、ヴァカンス期のローマで試験勉強に励むほどのまじめで気弱な学生さん。
 向かいのお嬢さんに恋してて婚約したいけど話したことないとか、そんなイタリア人もいるのか〜みたいな。いるんだよね〜おとなしい関西人も、ちゃらちゃらしてないイタリア男性もそりゃ。
 ロベルトがブルノにふりまわされ続ける2日間。ランチアが停まる折々で2人の過去や真実が明かされてゆき、迷惑迷惑といいながらロベルトはブルノに好意を持ち始め、
 ラスト近く、実はバツイチだったブルノの娘が登場するのですが…それがカトリーヌ・スパーク!うひょ〜かわいい!!
 出てくるなりピカー!です。魅力とは。能年ちゃんや広瀬すず並の(逆やろ)「いるだけで場が持つ」輝き…。
 つってもさすがイタリア女、15歳にして親世代の男とつきあってて彼と一緒にアメリカにわたるとかいいだす早熟ぶりなんですけど、彼女のボーダーの水着姿だけでみる甲斐アリ!
 エンディングが唖然というか救いがないというか大逆転というかで…是非はさておき(!)となりますが、さなかのいちいちがいかしてるからア〜とやかくいわずみて損はありません!!!
 あれです!「監督」いうところの!「驚きの結末…じゃなくて???」てやつ。いや〜実際そんな映画が存在するとはなア!!(→いいたかっただけ疑惑)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
エルメスシネマで昨日、本編を見ました。ラストは、死者の逆バージョンもあったとかー。普通はドライバーが生き残るので。若い学生役のジャン・ルイ・トラタニアンがポーカー・フェイスで好演だっただけに少し残念。二人ともだったら、(恐怖の報酬)か?ただ、本編で話題に出てくるアントニオーニ監督とは別の形で人生をコミカルに、そしてシリアスに語っている!
PineWood
2015/09/28 02:49
PineWoodさまこんにちは。コメントありがとうございます。
逆バージョンもあるんですね〜知りませんでした。でも善人(決してドライバーが悪人なわけではないけれど)があれよあれよ…のほうが不条理でいいような。
親戚の家ですっかりお株奪われたみたいに、いいとこ全部もってって挙句に…っていう。
あちこちちょっと間延びして疲れましたが、ベルトルッチやフェリーニでも思うのですけれど、あれがイタリア映画らしい風味なのかな〜とか(合理的でスマートなのがよいとも限らないところ)
まき。
2015/09/28 10:34

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