平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 会社を辞めました。

<<   作成日時 : 2016/12/13 10:13   >>

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12/9(金)
10年以上勤めた会社を辞めました。
日中はデスク周りの掃除、夕方から各部署へご挨拶。適当に買ったお菓子の数が全く足らず、結果付き合いはあったけれどあまり好きではなかった部には手ぶら。
円満辞職でないからじゃなく、精神的に耐えられなかったため公式な送別会はお断りし、部署のも重ねて拒否。したところ書籍編集部の有志がなんと!この忙しい時期に!お別れ会を催してくれることに。
あのヒットシリーズの編集長、あの文芸賞の担当者、そこのスタッフさんたち、気の置けない数名でのこじんまりした夕餉…最高かよとそれだけで泣きそうなのに、玄関まで見送りだけにきてくださる超多忙編集者まで。私…私…。
第1部は洒落た欧風料理屋。数ヶ月前辞めた、現在「ほとんど裸(笑った)の週刊誌」を作ってる女子に再会できたのも嬉しかったし(2時半すぎ入稿2本のため離脱)なによりも!通り一遍の認識だった社員編集女子(新卒入社のワセジョ。20代中盤)がかわいくて悶え死にそうに。
生え抜き。エリート。ヤング。ひっくり返っても自分が生きられない人生の入り口にいる子が「私、つきあったことないんですよ!手も!」といいだしたのだ。その、ハアどうしたらいいもんか〜ぽい、場を厳しくしない雰囲気。天性の明るさ。育ちのよさ。安定感。
老婆心ながら、将来役立つのは短期の異性モテなんかじゃない、正統派の、大事に扱われた時間の蓄積なのよ、心配無用!あなた幸せになれるわ…→誰
こないだ異性と2人きりで山に登頂して降りてもなにもなかったんですから!と訴えられ、ん〜そうか〜手ぐらいねえ…とぼんやり応えると(だっていきなりすぎて相手も愛情の量も知らんしそもそも当方も語れる人材じゃなし)「用があって手首掴まれましたが…完全に…」と。
それを聞き「よーし!お前!(他の編集部の眼鏡男子。T大卒)今すぐ●●ちゃんの手を握れ!」「違う!恋人繋ぎだ!」みたいになる、周りの優しい声援と茶化しもまたぐっと。いいな…みんな若くて…。
と思えば、もちろん熱い編集談義が小一時間続いたり、体制批判やあの著者はどうこうとか、新しいアイデアとか意外なコネクションとか、眩しいし面白いし、こんなひとたちが他フロアにはわんさといたのに、狭い世界のやり口が許せずこの年であてもなく発作的に飛び出すって…まちがってたのかも…な〜んて一瞬が10回くらい訪れたり、
「月曜日に会社いったら**さんいないなんて嘘みてえ〜」「看板なくしたよね。ガッタガタっしょザマーミロ!」「寄りつくやつゼロになるわ」などといわれ涙しそうにもなったけれど。いやだがしかし。
時間がすぎたのは事実なのだ。10年後そんな風にいってくれるひとは皆無かもしれないし、花道はいつまでも用意されちゃいない。潮時みたいなものが遠からずきたはずで。あの人事体制では。
2部は居酒屋。ギャーギャー騒ぎながらも、先ほどの「無意識ハート泥棒ガール」(ゆうても松方。3時すぎ「すみません!7時に名古屋なんで失礼します!本当にお世話になりました!」って去ったんだけどよ→そんなにしてくんなくていいのに…号泣)がすさまじい重責を負ってる件で、突如会議モードに入る時間帯がやってきたり。
私がたとえば入社試験で「オリーブ大好き〜やりたいです♡」とかいったとして、そんなひとまず通らないわけだけど、奇跡的に2年後編集長に任命されたら? ハゲるじゃない? それ!その域のことを!今、彼女はほかのキッツいノルマもこなしつつ!
よくわかんねえオトコより、明らかに社会から必要とされてる娘さんなんだよそっちのがどんだけ貴いか。社運かけられてんだよ若い身空で。
やっぱり…出版社にとって(純粋な意味で)宝は編集者なんだなと痛切に感じたしだい。ちゃんとしてるひとは泣きながら歯を食いしばりながら、ちゃんとしてるのだ。
ならなぜ頭のおかしい仕事の出来ないひとが駆逐されないのか(彼ら彼女ら全員、私が恨んでやまないひとを迷惑がり、仕事を阻まれてるんで)堂々巡りにはなるけど、どこにいっても不条理はある程度まかり通ってるわけで、流すか超えるか戦うかは当人の度量しだい。私には結局その力がなかったって話かと静かに密かに落ち込んだりも。
己の根の暗さ、能力の低さ、体力年齢の限界など嘆くうちあっという間の第3部突入。
残った男子3人と私。でなんだかんだ朝まで。20代が2名と30代1名の、才気走った青年らと自分。とんだ紅一点、年下ひきつれるモテモテ女、あるいは親戚のかたですか? みたいな編成だったが、仕事関係はもちろん、誰かの彼女または彼女欲しい話、結婚したいしたくないトーク、本物のブスとは、みたいなフラット(フラット?)なおしゃべりをひとり寝たり起きたりしながら続けた学生時代みたいな〆になった。
華のない写真は第3部の、赤坂の韓国料理店にて、4時もまわった時分のもの。みんなありがとう…姉にしても年が離れすぎてる私なんかに…!
(お返しのためにも仕事探さなきゃ)(前線レベルのあまりの高さにアテられ、別世界で労働するのもいい気がしてきた。正直なところ)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
『おかしい仕事の出来ないひとが駆逐されない』のはコネでもあるのかな。でもあったら噂がありそうなものだし。ひょっとして上の人、その人に大騒ぎされて修羅場を作り出されるのが怖かった?結果その部署はちゃんと仕事をする人を失ってる、おかしな判断だ。でも義理を果たして辞めたら後は野となれ山となれ。まき。ちゃんの将来に幸あれ!
弥生
2016/12/15 06:46
コメントありがとうー。意味がわからないっていってるひとばかりで、誰もやつの好待遇の理由を思いつけないという…ひどい話よねー。誰になんのメリットがあって無茶が通ったのか。仰天人事って何度耳にしたことか。
まあでも、もはや知ったこっちゃないし!私は私の生活と人生をやりくりしていかないと。

とりあえず、この状況に値する人間なのか自分は…ってどん底の悩みを払拭されてからの退職でうれしいよ。
はなむけありきとしても、それこそ50回くらい「仕事ができるひとを失うの残念」「寂しいだけじゃなく一緒に働けて喜びを感じるひとだった」みたいなありがたい言葉をいただけたので。
なかなか受けたダメージは消えないけど、前を向いてかないとねー。声のでかい人間ばかりが勝つ、やるせない世の中を呪いつつも。
まき。
2016/12/16 09:42

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