平坦に思えるほど緩い坂道を。

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zoom RSS 夜を駆けぬけろ。

<<   作成日時 : 2017/04/29 11:59   >>

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4/22(土)
暗黒の4月にはしかし、お楽しみもひとつ。
都内のホステル「北斗星」に宿泊する。それがこの日だったのだ。
北斗星、といわれてもほとんどのかたにはなにがなにやらだろうけれど、往年の名ブルートレインである。ブルトレもわからないかしら〜? 寝台列車よ〜目覚めると北海道に着いてるの〜。
私はオタクではないが、電車はふつうに好きで(移動が好きなので乗り物も、な流れ。TGVやタリスも愛してる)
東横線も山手線も親しみから好ましく思うけれど、どうせ乗るならお座敷や展望車がついてりゃと。スーパービューなんとかやあずさなんてネーミングだけでもう。
なので「北斗星」には幼いころより並々ならぬ興味を抱いてたのだが(本買って上野に弟と見にいったりした)
願い事はすぐ実行しないとかなわないのがこの世の法則。北斗星自体が消滅してしまったのだ。全国津々浦々に空港ができ、血管のように新幹線が走る現代、当然といえば当然だが。
なので、寝台車経験は国内だと「出雲」のみ。これがすばらしくて。ふだん日本海側をディスってばかりの私が延々続く車窓に旅情を激しくかきたてられた。その寂れかたにこそというか…(→炎上物件)
寝台乗車目的とはいえ、せっかくだ、小泉八雲の(特段ファンではないが)住処を見学しお墓参りもし、宍道湖の神秘さや曇天のもたらす心の平穏にどっぷり浸り、いい思い出となった。
(彼の地まで出かけからにはと大社に良縁祈願もしたのだけれど、まあね〜結果これだから。最高位の神様にもいかんともしがたい範疇があるんだわな。若かったしあまり深く強く望んでおらず、なにはなくても出雲そばを!ついでに!な態度があかんかってん…あらためて行き直したいほど背筋ののびる美しさで、あんな霊言あらたかな場の力をもってしても不可能なら、次回はもっと大局を祈願しようぞ。丈夫とか。金運とか)
閑話休題。
出雲であの感動、実際乗車できたらさぞや…な後悔含め、
このたび「北斗星」のシートや個室やベッドや食堂車をまるっと利用したホステルを一度体験せねば!と宿泊を決意。JR馬喰町駅直結。海外のかたにもまじで便利な親切立地である。
なにしろ、入口と受付がこれよこれ!まんま!正面から撮らざるをえない。
スタッフさんみな親切で「ひとはいれないので撮影していいですか?」と年甲斐なくきゃっきゃする私に(そもそも鉄ヲタにゃあまりヤングは。子どもはいても)「電車お好きなんですか? すてき〜おきれいな人でそういうの〜」と。
どっちもぜんぜんス…!ゆうて恐縮しつつもにやつき、荷物だけ預け岡本さんが以前「東京のごちそう」で上げてたレストランのひとつ「鳳凰軒」へ遅いお昼を食べに。
土地勘のない(馬喰町という強烈な響きの駅名だけは昔から記憶に刻まれてたが)地域。アイホン頼りに浅草橋見学もかねて。徒歩。
浅草橋のいなせな風情、大きい辻のカフェはNYのよう。東の風…!
鳳凰軒は夜にはそれなりの中華料理屋になりそうだが、お昼は「定食屋さん」ないい湯加減。味もこれぐらいが望ましい、ばっちりの居心地。
おばあちゃん二人とおばさま一人で「腰痛いんでしょ、座ってなさいな」とか助け合って働いてらして、一見さんの私に(お客ひとりだったから)しきりと今度神田のお祭りがあるのよいらっしゃいなと誘ってくださるなど。これがお江戸ってやつか。
みたいなあたりで16時近くなり、北斗星に戻りチェックイン。予約してたのは「車内」で一番高い(5500円)女性専用フロアの半個室(写真4枚目)もとい「5階A寝台」。
一目瞭然、二段ベッドのほうが確実に寝台車感はアップするのだが、私はカーテンでひとりきり仕切られていてよかった。机がないと不安になる性分のためその点でも。
(二段ベッドチームはコインロッカーを使用し食堂車のテーブルでものを食べるしかない)
正解正解。つって、ひとが入るまえにひととおり撮影。新しいせいかどこもかしこも清潔で整っており、シャワー室には最低限のアメニティも。
なにより食堂車(フロア)の調理器具一式!(レンジや冷蔵庫だけでなく、フライパンや鍋や調味料も。何泊もするひとならベーコンエッグとバゲットにでもすりゃアガるだろう。セブンのハンバーグとサラダでもお皿に盛りなおせば充分!) 往時のテーブル、照明、椅子を使ったインテリアも気がきいてるわ〜。
と感激し、飲み放題(ティファール使いたい放題)のコーヒーを一杯旅っぽく飲み干し、夕飯を食べにいくことに。
実はこのあたりから激しめな雨が降り始め呆然としたのだけれど、スタッフさんの「ビニール傘どうぞ〜」って曇りなき笑顔…その優しさだけで悪天候なんのその。
狙いはフクモリ。気になるかたはググってください。いわゆる体にやさしい系のカフェで、山形の名産がどっさり。東北地方のごはんに目のない私は絶対ここだ!と決めていたのだ。
予想どおりの店構えと客層と店員さん(タンポポのひと的な。思うんだけどタンポポってふつうにみたら特にブサイクじゃないよね)なんとか産のご飯とハタハタの南蛮漬けとお味噌汁というかなり優秀な献立をぺろり。
満腹にも関わらず(もう一度出たくないから)夜食用にセブンでドーナツとプリンも買って、雨の中また北斗星。
かなり体が冷えたため逆にシャワーを浴びる気にならず、この日は就寝。耳栓と、ホステルの女子フロアで蛮行はないのとで(赤羽でもそうだったな。みんなお行儀いい。お国柄も関係ない)
眠れないながら(これは体質ゆえ誰のせいでもなく、予期してたこと)いい夜を迎えられた。

4/23(日)
快晴。
朝ごはんは品川で昨日買った「なだ万」の期間限定お弁当。
新幹線改札を越えられれば「貝づくし」(野宮さんご推薦)で決まりなのだが、在来線チームだから仕方ない。冷蔵庫便利。
パッキングに難儀するフランス人の若者を手伝ったのち、食堂車で緑茶とともにパクパクと。ああ〜旅!お弁当は小ぶりだが端々すべておいしく、さすがの老舗。
にちてんに思いを馳せつつ(私もいつかなだ万のおせちを当てたい!)チェックアウト11時ぎりぎりまで半個室で憩い(シャワーもネ)外へ。
不眠でなければ安田庭園もみたかったが、日差しがとても強く倒れそうだったのでそのままJRへ。品川ってつくづく使い勝手がいい。
ともあれ。機会があったらまた泊まりたい。もっと神経太いおばちゃんになってれば、二段ベッドもいけるかもしれないもの。

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