(内面の善悪を分離させる薬は)存在します!!

 (まったく輝いてない)先週末の記録~。

 4/12(土)
 この日から!イメージフォーラムでジャック・タチ映画祭が始まったのです。
 私は初日クレイジーじゃぜんぜんありませんが(どっちかというと「限定とかシリアルナンバーに固執するのはイナカモン」ととらえる派)早いとこスタートせんと観たいやつぜんぶ観られへんで~!とゆう意気込みで、早速出かけてみましたら。
 当方の思惑をはるかに裏切る大盛況!!!早速でもなんでもなかった…!!!
 16時からのを観るべく14時過ぎについたところ「もう立ち見含めありません。18時半上映の立ち見でしたら…」と、さくっと。
 その回を観たかったんですけどォ!てのと、さんざん列に並んだ挙句「席がない(通路にすら)」といわれたショックでしばしガーンとなり、ようやく「明日以降の整理券を本日(せめて)いただくのは…」とすがりつくも、「当日朝10時半からの配布だけなんですよ…すみません」…。
 このおにいちゃんが悪いわけじゃない!とわかってはいても、つらかった。てか、あんなに混んでるイメージフォーラム見たの人生初!!!タチってそんな人気あるの??? 
 (あるんだよあるからこんななんだよ!オシャレヤングから白髪混じりの男性女性まで壮観だったもん!みなさん物静かで、どんなに大勢いてもショッピングセンターのシネコンみたいな「華やぎ」が決してないのが都会的でしたが。タチ、まさにモダンの権化だかんな~)
 すっかり気落ちして宮益坂を下り、お茶も最寄駅で…このノーガードなハートに渋谷は危険だから…とか考えつつも~ここまできてUターンかい…みたいなぶつぶつ&もやもやでヒカリエをじゃっかんさまよったりなんかしちゃってえ~、
 (前にもあったことだけれど)ひとっつも!ひとっつも!ほしいものがなく!(あそこ相性悪いんだよね~私。ご飯はまあまあなのですが)さらにやさぐれ度アップ!!!食料品売り場でロブションのパンを不必要なほど買い!!!東横線に~。
 無駄足。無駄買い。微妙な帰宅時間。いったいなんのために今日が存在したのか…。そういったほんのささいな出来事から暗闇にのまれゆくのが人間です。無為(どころかマイナス)の日があったっていいじゃない!生きてるだけでもうけもの!と自分を今以上それ以上(安全地帯)落ちないよう、なだめすかし、駅前のコーヒーショップで一休みしたのち部屋に戻ったしだい。なのです、が!!!
 どうせなにやったってうまくいかない…どこかにいってしまいたい…ひとりになりたい…。
 昨日も今日も明日も放っておいても充分ひとりなのに、むくむくと「ひとりで、ひとりっぽいところ(要は誰も自分を知らない場所)(ゆうても日常ですでに左隣の住人すらオイラを知らないんだが)に出かけたい!!!」欲がわいてきてしまい~。
 また!!!「高いからもうすこし我慢しよう。来年とか…」扱いだった某ホテルの予約サイトを訪ね!ログイン!リザーヴ!!! も~どうしたらいいんでしょうかこの病気!!!
 いいわけはあるんです!「来年、どこか出かけられるほど健康とは限らない!」「それ以前に無職で食うや食わずかもしれない!」(「そのためには貯金!」という発想は自分にはない →頭おかしいとよくいわれます)
 か~ら~の~!!!「いけるときにいっとかねえと!!!」てやつなんだけども、
 いやはやもろもろ鑑みてもうほんと~にいよいよ「長生きしたくねえな」って域だわヨ~。なにしろ生きのびるお金がない!毎日おなかすかせて公共料金も払えないレベルで生きたくない!つか、それ続いたら生きたくても生きていられない!
 生活保護受給者を責める言葉を目にすると心は痛みますが、そのために己が払う税金で懐のほうもたいへん痛み、どっちにしても死にそう!!!!てか、死ぬっきゃない!!!ノーフューチャー!!!
 (な~んて叫びながらも、予約キャンセルはせずに就寝。懲りない。遅かれ早かれ天罰下るべ…)

 4/13(日)
 お財布(もらいもののプラダ。靴じゃないヨ~)にお札は一枚も入ってませんでしたが、ポーカーフェイスで銀座へ。メゾンエルメスで映画を観るために。タダだからサア~フフフーン♪
 今年のテーマは『メタモルフォーズ-変身』だそうで、第1回となる4月の上映は『ジキル博士とハイド氏』でした。古典、ですよね。名作かはわかんないけども。
 KUFUして画像を重ねたり、徐々にぼや~んとさせて「変身」に見せるとか…昔昔の大昔、トーキーにやっとなったよな時代これをやりとげたってのがまずカッコイイ!!!さぞや革新的だったことでしょう!最先端!「すげえ~」「見た??? アレ!」と当時の観客が大騒ぎしたさまを想像するとわくわくします!
 映画に限らず、うまくてできてて美しい仕上がりならイイ!とは思わんタイプの私は(帰りのエレベーターで「なんかさ~エルメスぽくなくね? 陳腐~」「笑いそうになったア」とかいいあってるカップルがいてむかついたゼ!二度とくるな!これをチョイスしたメゾンエルメスの文化部の考えを読み取れボケ!) そんなわけで随所でおおいに「ほほう~!」と感心しましたし、
 お正月『そして誰もいなくなった』を観たときも思い出したんですけど、こ・れ・は…赤川次郎や~!!!と。
 ジローって確かたいへんなシネフィルで(映画とオペラが好きだったような記憶。なんせ30年近く前ゆえかなりぼんやりですけども)「フランケンシュタイン」とか「ジキルとハイド」らへんへのオマージュ(てよりニアパクリ?)みたいなミステリを量産!!!してたからア~。
 (小中学生にはわかりようもなかったが、なににしろあの多作さは異常だった…。平成に跋扈するゴーストなんとかがいたとしか思えない発刊量!!!似たような話ばかりとはいえ、ワープロだってろくになかったはずなのにィ~)
 この国のどこに20部屋以上を誇るお屋敷(鬱蒼とした森の奥の、的な)が建ってたり、岸壁にそびえたつお城があるってのか???(お約束で唯一の橋が切れて閉じ込められたりするのだ!)などなど、
 彼の小説はつっこみどころ満載でしたが(なんつっても「ヒロインの画一かつ美化っつか理想おしつけファンタジー化」がナ…でも児童には咀嚼しやすかったからあれはあれでよかったのかもしれない)、
 社会のリアル暗部未体験の子どもちゃんにはただただおもしろく、次から次へと読み続けたもんじゃった…。
 この映画(元ネタっちゃ元ネタだから当然ですが)もまさにそんな世界!!!夜の女はお金に弱く暴力に悩み、無邪気なお金持ちのお嬢さんはあくまで清らかで、権威主義者は怒鳴り散らす。
 んでもって「結局、一番いい人が一番悪い人」!!!単純明快!!!(おまけにこちとら最初からストーリー知ってるっての!)
 科学を、己の研究を、追い求め…結果が賞賛されないとキレる部分に「現在」にも通じる大いなるメッセージ(「そ~ゆう態度はアカンでえ!!!」)を奇しくも感じましたしネ~。
 悪気のまったくない科学者本人が研究結果を認めてもらいたいがためだけに、どんどん不幸になってゆく物語…うわ、符合!!!み~た~い~な~。
 おもしろかったです!(あわててまとめ)

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