Il y a un livre sur la table.

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いま出てるポパイの映画特集で(現ポパイいいよネ~。春樹のTシャツコラムだけで1億点だし「シティーボーイ」は「シティーガール」にいれかえ可能、その「シティーガール」ときたらあまりにも素敵な女の子だ)
そのなかに「オシャレ映画、みるべきスか? 先輩!」って感じでオシャレ業のかたに尋ねるコンテンツがあり。
ざっとチェックしたところ、ま~みてたみてた、みてんだよ自分。「みたい!」「よかった!」って反応したやつが軒並みオシャレ映画として扱われている(『ダージリン急行』とか)。
そうか~盛るとか謙遜とか自虐に気を回す余力のない年齢に至ったいま、おとなしく認めるしかない。私はオシャレ映画好きなのだ。
てんで。この週末もオシャレ映画をみにいってきたわけ(開き直り)。

6/8(土)
午前通院、午後はメゾンエルメスのル・ステュディオへ。
『恋する男』。ちなみに今年のフィルム選び、テーマは「夢を追いかけて」ですってよ…!(耳イテー)
チャーミングな作品だった。ムッシュ・ユロ的な。オタクっぽ~い30前後のお金持ちの一人息子が、親からやいのやいのいわれ「結婚しなきゃあかんのか!」と一念発起し町へ出るも、
若くてかわいらしいお嬢さんがたはなるほどいくらもいるのだが、惨敗に次ぐ惨敗。
その「うまくいかなさ」(交渉能力の欠如だったりタイミングだったりが原因なんだけど)に、いちいちタチよろしくキュートでハイセンスなオチがつくのだ。
中盤から主人公が夢中になるスターが登場し、彼女のポスターを部屋中貼りまくるシーンなんてモロ。そんな映画をきらいなはずがない。
ネタバレ失敬だが、彼の家に最初からホームステイなのかな? ご厄介になってる(まったくフランス語を理解できない)ドイツ系女子がいて(言葉を知らないからなおさら)ひまにあかせてピアノひいたりする姿がまたツボで(ヘアはフランスギャルみたいな厚いボブ!)。
娘さんが少しずつ話せるようになるのと同時期に息子はアイドルに大失恋するのだが、
イコール世界の終わりじゃなく始まり~っていう。「幻想だけで突っ走って…バカだったわ俺」みたいなね。ふられてBANZAI(昭和歌謡)型。
そうこうするうち居候ガールとの別れの時間が近づき。ラスト、彼女の里帰りんとこで、
やはり!「キャスターなしは非現実的ってわかってるけど、箱型トランクすってき~☆」つう何十回目だかわからんコーフンに沸く私だった。頭にスカーフとな。
ほぼすっぴんでしゃれっ気のない女の子が結局誰より魅力的、てのもよかった。
余談だけれど(100%)エルメスのブレスレット、レザーのやつ。誰かくれないかしら~この夏つけたいんですけど~(いってろ)。

6/9(日)
『メモリーズ・オブ・サマー』をみにガーデンシネマへ。
ユナイテッドになって以来足が遠のきがちだったけれど、また往年っぽい(私にとってだけれども)タイトルが続いてる感。うれしい。
なんちゅうてもあれよ、予告編がたった11分! ってところ。
きいてるかTOHO! 1900円になるわ、30分近く予告やるわ、くだらねえアニメキャラと棒立ちのシンデレラガールみせるわ、お前んとこなにやっとんねんッ(半分はくそみたいな映画だし~)
ええ、そうです。これくらいが本編への助走として適量なんじゃないかしらって(突然礼儀正しく)。
その名のとおり「ひと夏の思い出」(ビター)モノで、ホラーとかミステリーという前評判に比してさほどはらはらどきどきはしなかったのだけれども、
全員の気持ちがわかりなんともいえない心境に。
ママの行動も感情の起伏も無理ないし(30代半ばとかでしょ。まだまだちゃらちゃらしたいわ)だからって息子がそれを看過できるはずなく、少女の衝動も、パパの悲しみも、ひとんち押しかけて泣き出す主婦も、誰ひとり悪くない。切ない。
あと、特筆すべきは映像か。「田舎の夏の目を見張る美しさ」。それを堪能できちゃう。十二分に。
地方に親戚もいなかったし(一番遠くて埼玉)こういう夏、憧れちゃうよなア~なんていまならしれっといえるが、
実際子ども時代いかされる羽目になってたら、いやでいやでたまらなかったろう。アタシ~川で泳ぎたくもないし~遠くまで自転車ででかけるとか全然興味ないし~。
そうした方面から考えても、映画ってのはつくづくよきものなり。いくつになったって、涼しいところで気の向くまま青空と日差しと短パン姿の少年少女をみられるのだから。
(写真はガーデンプレイスに向かう道ばたに咲いていた紫陽花。風流やろ~)

この記事へのコメント

Dっち
2019年06月19日 06:51
ポパイ。気になってきました。今度本屋さんで立ち読みだ!
仮に、紹介されてる“おしゃれ映画”ばかりを僕が見ていたとすると、なんとも言えない気持ちになりそう。。
確かに認めるしか無くなるかもしれない。
まき
2019年06月19日 10:01
Dっちさん、おはようございます~。
立ち読みおすすめですよ(って版元に勤めてる人間のいうことじゃないが→マガハじゃないけども)。
趣味がいいんだよな~毎回。ハタチくらいの男の子相手で無関係かと思いきや、なかなか。
オシャレ映画、みてると思います。けっこうな率で。Dっちさんも★
Dっち
2019年06月20日 09:22
おはようございます。
映画を選ぶ時に、自分の中のカテゴリーには“おしゃれ映画”は無いので、頭の整理がつかないかもしれません。。
いずれにしても、まずは立ち読みだ!
(連投、失礼しました。)
まき
2019年06月20日 21:34
みるほうは「オシャレ映画だからみようっと」とかないですもんね。あれみたこれみたって報告したときに「あ~オシャレなやつ~」って反応されるのがオシャレ映画なのだと思います。 浅い印象を与えてるかしらと若いころはそれでも「ときには重いので」を混ぜたりして調整しましたが、みたいものみればいいんですよ。そいつがたまたま世間で「オシャレ映画」とされているのであれば、それはそれで。
あと、オシャレ映画って、けっこうな率で中身はダークだったりグロだったりするんで、後味いいとか浮かれてばかりでもないのもポイントですし(そういうのも私が好きなポイント)